知ってほしい・・・デートDVのこと
デートDVとは・・・
デートDVとは、交際相手からの暴力行為のことをいい、身体的な暴力のほか、大声でどなることや、ほかの人とのメールをチェックすることなどの精神的な暴力も含まれます。
恋愛中のあなた、そして、これから恋愛をするかもしれないあなた・・・デートDVは誰にでも起こりえる身近な問題で「自分のことかも…」と気づくことがとても重要です。
デートDV(カップル間で起こる暴力)について
あなたは親密な関係にある人と一緒にいるとき、相手に恐怖を感じたり、自分がいやなことを「いや」と言えずに相手の言いなりになってしまうことがありませんか?
もし、交際相手から心ない言葉で傷つけられたり、暴力を受けるなどして恐怖を感じることがあるとしたら、それは対等な関係ではありませんし、望ましい状態とは言えません。
このような「デートDV」は、大人のカップル同士だけでなく、中学生、高校生、大学生などの若いカップル同士の間でも起こっているのです。
あなたがDVの被害者にならないために、またあなたの身近な人を苦しませないために、DVのことを知ってください。
内閣府男女共同参画局 デートDVって?<外部リンク> ※バナーをクリックしてください。
交際相手からの被害経験
交際相手から、「身体的暴力」「精神的暴力」「経済的な暴力」「性的な暴力」”のいずれかの被害を受けたことがある人は、内閣府の調査によると、女性は6人に1人以上、男性は13人に1人以上が「暴力を受けた」と回答しています。
さまざまな暴力
DVは、「愛しているなら、相手が自分の思いどおりになるのが当然」と考え、コントロールしようとする態度や行動のことをいいます。殴る、蹴るだけが暴力ではありません。暴力の種類はさまざまで、多くの被害者が一つの暴力だけではなく、何種類かの暴力を重ねて受けています。
精神的暴力
脅す、大声でどなる、無視する、行動を監視・制限する(友達づきあいなど)
ののしる(「バカ」など)、身体的特徴をあげつらう
繰り返し批判する(「なんでそんなこともできないんだ」など)
皮肉や嫌味を言う(「そんなことも知らないのか」など)
スマホチェックをする(通話履歴やメールを勝手に見る)
「別れる」「自殺する」と言って脅す など
身体的暴力
殴る・たたく・蹴る
腕をつかむ
髪を引っ張る
縛るなどして自由をうばう
ものを投げつける など
性的暴力
相手が嫌がるのに体をさわる、キスをする
性的な行為を強要する
下着姿や裸の画像・動画を撮る、送信する
避妊に協力しない
中絶を強要する など
経済的な暴力
デート代をすべて払わせる、借りたお金を返さない
アルバイトをさせたり辞めさせたりする、お金を出させる
第三者に借金をさせるなど
あなたから相手に、相手からあなたに、こんなことはありませんか?下のチェックリストで、ひとつでもあてはまるものがあれば、ふたりの関係を見つめ直してみましょう。
内閣府男女共同参画局公式Youtube 「これってデートDV?」
相談窓口へ
デートDVは、「一人で」「自分たちだけで」解決することがとても難しい問題です。もし自分がデートDVの被害にあったら、反対に大切な人を傷つけて悩んでいたら、なるべく早く、信頼できる人に相談するか、相談窓口に電話してください。匿名でもかけられます。プライバシーは必ず守られます。
→ パートナーからの暴力で悩んでいませんか?DV相談窓口のご案内(男女共同参画相談支援センター)