現在、市内在住で、市内外の高校へ通学する高校生の新型コロナウイルス感染者が確認され続けています。感染した生徒の方には早く元気になって欲しいと願っています。
全国で感染拡大が続いており、いつ誰が感染してもおかしくない状況です。生徒のみなさん、ぜひ自分事として考え、これからの生活の中で、精一杯できる感染防止対策に取り組んでください。高校生の学校外でのマスクの非着用や多人数での会食等が問題視されていることもあります。自分自身の感染しない・させない責任ある行動をお願いします。
また、心配なのは感染された生徒が、心ない誹謗中傷にあうことです。感染することは誰にでも起こり得ることです。感染者が悪口を言われたり、いじめにあったりすることは絶対に許されない事です。
他の地域で起きている悲しい感染者への誹謗中傷、ネット上への無責任な書き込み等が起きないよう、皆さんで協力し合いましょう。
現在、市内在住で、市内外の高校へ通学する高校生の新型コロナウイルス感染者が確認され続けています。各校では、感染防止対策を講じながら教育活動を行っておりますが、現在の日本の急激な感染拡大状況をみますと、本市においても、いつ誰が感染してもおかしくない状況であると考えます。
特に、高校生は行動範囲も広く、学校やご家族の目が届かないことが多いことは御承知のとおりです。
ぜひ各家庭で感染防止対策の徹底とともに、お子さんに対してマスク着用の徹底や3密を避ける行動等のご指導をよろしくお願いいたします。
玉野市教育委員会では、学校関係者で陽性者が確認された場合、保健所等の指導により、該当校と連携して必要な調査や消毒等を行ったうえで、授業を行うこととしております。また、必要な場合は学級閉鎖や臨時休業を行いますので、ご理解ください。
今後、どの学校でも同様の事態が発生することは十分想定されます。懸念されるのは、心ない誹謗中傷です。他の地域で、人権を踏みにじるような悲しい事案を耳にします。
保護者のみなさんには、ぜひ、「もし家族が感染したら」という自分事として考えていただければありがたいです。玉野市の中で、そうした悲しい誹謗中傷が起こらないよう、見守っていただきたいと思います。
また、今後ともご家庭の中でも感染防止対策や人権問題等について話し合いながら、With コロナの時代に必要な心の教育をお願いいたします。
令和3年1月12日
玉野市教育委員会 教育長 妹尾 均