毛虫の発生に注意
5月頃から「毛虫がたくさん発生して困っている」という相談が寄せられます。
毛虫の駆除は、発生初期の段階での駆除がもっとも効果的ですので、自宅の庭や所有地を確認し、早期発見と駆除にご協力ください。
なお、市では市有地および公共用地以外での駆除は行っておりません。
防除、駆除は土地・樹木の所有者や管理者の責任ですので、個人で駆除していただくことになります。
個人での駆除等が難しい場合は、ハローページなどで専門業者(造園業者)にご相談ください。
毛虫の特徴
- 種類によっては年に2~3回発生する
- 毛に毒がある種類もある
- 樹木の葉裏や建築物、外灯などに卵(塊)がある
駆除の方法
- 事前に巣や卵を確認して、木・葉などを直接切り落とすか、卵をそぎ落として直接除去する
- 毛虫・蛾は殺虫剤などを散布する
※卵の飛び散りや毛虫の体毛での被害を考慮して、マスクや厚手の手袋、ゴーグルなどを着用して行うようにしてください。
(どういった殺虫剤・消毒剤を利用すれば?)
- ホームセンターなどで市販されているエアゾール殺虫剤など(成長時期によっては効果がない場合があります。)
- スミチオン乳剤やオルトラン乳剤など(適切に薄めて噴霧器などを利用する必要があります。)
注意事項
- 薬剤を使用する時は、土地や樹木の所有者・管理者と相談し、よく注意書を読み、周囲の状況(人、ペット、植物など)、ご自身の体調に気をつけて散布してください。
- 大量に使うと木に薬害がでる場合があります。
- マスク、ゴーグル、耐薬品性ゴム手袋、長袖を着るなど、できる限り肌を露出しないようにしてください。
- 建物外壁などは、薬剤の成分により変色することがありますので注意してください。
- 毛虫だけでなく、死骸や抜け殻の毛にも毒があります。消毒液散布後もその木に近づく際は十分注意して下さい。
毛虫に触れてしまった場合
- 流水で充分洗い流し、皮膚炎が起こってしまった際には、市販されている薬品でも痒みや炎症を軽減することができますが、症状が強い場合は病院を受診しましょう。
- 毛虫の時期は風に乗って移動もしますので、衣類や外に干した洗濯物などに付着していないか確認し、付着していた場合は直接触らず、粘着テープなどで取り除き、洗濯し直したり、幼虫に接触しないよう皮膚が露出している部分を少なくするなどの対策も必要となってきます。