マダニによる感染症に注意しましょう
清掃活動などで山や草むらに入る時は、マダニにかまれないよう十分に注意しましょう。
マダニは森林や草地、畑、あぜ道などの屋外に生息しており、近づいてきた動物や人に咬みつき、吸血します。
マダニにかまれると、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などの重大な感染症にかかることがありますので、かまれないように以下のことに注意しましょう。
かまれないために
- 森林や草地に入るときは、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用し、肌の露出を少なくしましょう。
- 虫よけ剤の使用も補助的な効果があると言われています。
- 定期的にマダニが付着していないか確認しましょう。
- 地面に直接寝転んだり腰を下ろしたりせず、シートをひきましょう。
- 帰宅時、衣服をチェックしたり、入浴時、皮膚にマダニが付着していないかチェックしましょう。
かまれたときは
- 吸着しているマダニを無理に引き抜こうとすると、ダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがありますので、できるだけ病院(皮膚科)で取ってもらいましょう。
- かまれた後に発熱や下痢などの症状が出た場合は病院を受診しましょう。
関連リンク
マダニ対策、今できること(国立感染症研究所)<外部リンク>