セアカゴケグモ(特定外来生物)にご注意ください!
セアカゴケグモ(特定外来生物)にご注意ください!
玉野市内でも、特定外来生物に指定されている有毒グモ「セアカゴケグモ」の生息が頻回に確認されており、既に市内へ定着しています。
活動時期は主に6~10月。寒くなると活動は弱まりますが、室外機の裏など温かい場所に隠れて越冬することもあるので、冬だからといって油断しないようにしましょう。
セアカゴケグモや疑わしいクモを発見した場合は、素手で触らないよう注意して駆除してください。
土地や建物の管理者は、近隣の安全確保のためにも、セアカコケグモ等の早期発見・駆除をお願いします。
市は、個人・事業所など私有地内の駆除は行っていません。
市の管理施設については、それぞれの施設管理者が駆除を行います。
見つけたときは
素手で触らないでください。駆除は、市販されている殺虫剤の噴霧が効果的です。殺虫剤がない場合は、足で踏みつぶしてもかまいません。
卵または卵のう(卵の入った袋状のもので、1cm程度の大きさ)は、殺虫剤の効果が薄いので、ビニール袋に入れて踏みつぶす方が効果的です。
駆除したクモを処理する時も、手袋を着用したり、割り箸や庭ぼうき等を使用してください。
かまれたときは
かまれたときは、針で刺されたような痛みを感じ、その後、個人差がありますが、かまれた周囲に痛みや腫れを引き起こします。
かまれた部分を水でよく洗い流し、セアカゴケグモにかまれたことを伝えるか、可能であれば駆除したクモを持参して、医師の診察を受けてください。
セアカゴケグモの特徴
環境省 セアカゴケグモ注意喚起用リーフレット [PDFファイル/1.75MB]
環境省 セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモ注意喚起用チラシ [PDFファイル/525KB]
メスは体長1cm程度。全体的に黒色で、腹部の背面と腹面に赤色の模様があります。
オスは体長約5mm程度。全体的に褐色(背面は灰白~褐色の地に、白色の模様)で、足の色は、薄い褐色と濃い褐色の縞のように見えます。
※毒をもっているのは、メスだけです。
■生息場所
日当たりの良い暖かい場所、昆虫などの餌が豊富な場所、地面や人工物のあらゆるくぼみや穴、隙間などに営巣します。
例)道路側溝、排水溝のふたの裏側、物置と壁の隙間など
■習性
攻撃性はありませんが、触るとかまれることがあります。