セアカゴケグモ(特定外来生物)にご注意ください!
セアカゴケグモ(特定外来生物)にご注意ください!
玉野市内で特定外来生物に指定されている有毒グモ「セアカゴケグモ」が発見されました。
セアカゴケグモや疑わしいクモを発見した場合は、素手で触らないよう注意して駆除してください。
発見日 | 発見場所 | 対応状況 |
---|---|---|
令和2年8月31日 | 築港1丁目地内 | ・関係者において駆除済み |
セアカゴケグモは熱帯地帯などに分布するクモで、毒を持っています。日本国内には生息していなかったクモですが、1995年に関西地方で初めて発見され、全国的には、住宅地内で発見される場合もあります。
見つけたときは、次の点に注意して対応してください。
見つけたときは
素手で触らないでください。駆除は、市販されている殺虫剤の噴霧が効果的です。殺虫剤がない場合は、足で踏みつぶしてもかまいません。
卵または卵のう(卵の入った袋状のもので、1cm程度の大きさ)は、ビニール袋に入れて踏みつぶす方が効果的です。(卵は殺虫剤の効果が薄いといわれています。)
駆除したクモを処理する時も、手袋を着用したり、割り箸や庭ぼうき等を使用してください。
※市で個人、事業所など私有地内の駆除は行っておりません。
かまれたときは
かまれたときは、針で刺されたような痛みを感じ、その後、個人差がありますが、かまれた周囲に痛みや腫れを引き起こします。
かまれた部分を水でよく洗い流し、セアカゴケグモにかまれたことを伝えるか、可能であれば駆除したクモを持参して、医師の診察を受けてください。
セアカゴケグモの特徴
環境省 セアカゴケグモ注意喚起用リーフレット [PDFファイル/1.75MB]
メスは体長1cm程度。全体的に黒色で、腹部の背面と腹面に赤色の模様があります。
オスは体長約5mm程度。全体的に褐色(背面は灰白~褐色の地に、白色の模様)で、足の色は、薄い褐色と濃い褐色の縞のように見えます。
※毒をもっているのは、メスだけです。
■生息場所
日当たりの良い暖かい場所、昆虫などの餌が豊富な場所、地面や人工物のあらゆるくぼみや穴、隙間などに営巣します。
例)道路側溝、排水溝のふたの裏側、物置と壁の隙間など
■習性
攻撃性はありませんが、触るとかまれることがあります。