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帯状疱疹に注意しましょう

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0034933 更新日:2023年6月23日更新

帯状疱疹と帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹とは

 帯状疱疹は、身体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと水ぶくれを伴う発疹(水疱)が出現する疾患です。水疱が見られる2~3日前から痒みや痛みを感じるようになり、1週間程度たつと水疱の多発や発熱、頭痛といった症状がみられることもあります。通常は2~4週間で皮膚症状がおさまります。
 また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
 帯状疱疹は50歳以上の人に起こりやすく、80歳までに3人に1人がかかると言われています。
 

治療について

 治療では、水痘・帯状疱疹ウイルスの増殖を抑える「抗ウイルス薬」と、痛みを和らげる「鎮痛剤」などが中心に使われます。皮膚の症状によっては「ぬり薬」が処方されることもあります。
 ​できるだけ早期に治療をすることが大切です。症状がある場合は、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。

原因について

 子どもの頃に感染した水痘(水ぼうそう)が原因で起こります。子どものころの水ぼうそうが治った後も、ウイルスは長年にわたって体内に潜伏します。普段は免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため発症することはありません。しかし、病後、疲労、ストレス、加齢などによって免疫力が低下することでウイルスは活動しはじめ、帯状疱疹の発症に至ります。

予防について

 免疫力が低下しないよう、日頃の体調管理が大切です。

 ・1日3食、バランスのよい食事
 ・質の良い睡眠と十分な休養
 ・適度な運動
 ・リラックスできる時間を持つ

予防接種について

 50歳以上の方は、ワクチンを接種することにより、発症や重症化を抑えることができます。
 なお、帯状疱疹は法令に定められた定期予防接種の対象疾病ではないため、ワクチンを接種する場合は任意予防接種となります。接種費用は医療機関ごとに定められており全額自己負担となります。
​ 接種を希望する場合は、かかりつけ医にご相談ください。

ワクチンの種類
名称 乾燥弱毒生水痘ワクチン
ビケン
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
シングリックス
種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回

 

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