ダニを媒体する感染症に注意しましょう
ダニを媒体する感染症に注意しましょう
今年もダニ媒体感染症が複数件報告されています。
現在、ダニの活動が活発になる時期を迎えており、例年秋頃まで注意が必要です。
ダニ媒体感染症とは
・ダニ媒体感染症には、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、つつが虫病などがあります。これらの原因となるウイルスや細菌を保有するマダニやツツガムシに刺されることにより感染します。いずれの感染症も、重症化した場合には死に至ることがあります。
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスは、イヌやネコなども感染するため、マダニを介さずに動物から人に直接感染する場合があります。
注意すべきこと
・予防のために一番大事なことは、ダニに刺されないことです。チラシ等を参考に予防対策をお願いします。
・病原体を持ったダニは、イノシシやシカなどの野生動物とともに移動します。そのため、「これまで刺されても感染しなかった場所だから今後も感染しない」というわけではありません。
・野山などへ入った場合、ダニに刺されていても気づかない場合があるため、ダニに刺された自覚があるかどうかにかかわらず、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が現れた場合はすみやかに医療機関で診察を受けてください。その際、ダニに刺された、もしくはダニが生息するような環境に行ったことを医師に説明してください。
ダニに注意! (岡山県作成チラシ)[PDFファイル/821KB]
マダニに注意ダニャン!(厚生労働省作成チラシ) [PDFファイル/2.73MB]
関連リンク
○岡山県HP ダニが媒介する感染症に注意しましょう<外部リンク>
○厚生労働省HP 「ダニ媒介感染症」<外部リンク>
○岡山県感染症情報センター「ダニが媒介する感染症に注意しましょう」<外部リンク>