マイナ保険証を活用した救急業務(マイナ救急システム)の実証事業が始まります
「マイナ保険証を活用した救急業務の円滑化」を図るためのマイナ救急システムの実証事業の実施消防本部の決定
消防庁では、傷病者の健康保険証利用登録をしたマイナンバーカード(以下「マイナ保険証」という。)を活用し、病院選定等に資する情報を把握する取組(以下「マイナ救急」という。)を進めています。この度、令和7年度の実証事業を以下のとおり実施することを決定したので、お知らせします。(令和7年2月21日消防庁資料抜粋)
1 実証事業の実施消防本部等
・実施消防本部:全国すべての消防本部(720消防本部)
・実施救急隊数:5,334隊
・当消防本部 実施救急隊数:常時運用救急隊 6隊
2 実証事業の開始時期
・昨年からマイナ救急実証事業を継続する救急隊(660隊)
・新たにマイナ救急実証事業に参加する救急隊(4,674隊)
※令和7年4月以降、準備が整った消防本部から順次開始する予定
3 実証事業の目的
傷病者の健康保険証利用登録済マイナンバーカードを活用して、オンライン資格確認等システムから搬送先医療機関の選定に資する情報を入手することにより、救急業務の迅速化や円滑化を図ることを目的に実証事業を実施する。
4 期待される主な効果
傷病者の負担軽減に繋がるほか、観察結果・症状(現病歴)とマイナ保険証を活用して得られた情報(受診歴・診療情報・薬剤情報・特定健診情報等)から総合的に判断し、傷病者に適応する搬送先医療機関の選定等に効果が期待できる。