学校の教職員の時間外勤務の上限が法により定められました
全国的に働き方改革が進み、令和2年4月から、すべての企業や事業所等では時間外勤務の上限が定められ、守らない事業主には罰則が設けられています。
学校では罰則はありませんが、他の業種と同様の時間外勤務時間の上限が定められました。
玉野市教育委員会では、これまで、教職員の働き方改革を推進し、少しずつ成果をあげているところですが、この時間外勤務時間の上限を遵守するためには、まだまだ学校の業務を見直す必要があると考えています。
日本の社会は、学校に対し、児童生徒の健全育成のための様々な取組を担わせ続け、子どもに関することなら何でも学校の役割としてきました。
部活動も休みなく実施するのが当たり前となり、その活動時間は年々増加を続けていました。そうした中で、教員の負担はどんどん増加し、学校はブラック企業のイメージを持つこととなり、先生になりたい若者も少なくなってきました。
今こそ、保護者や地域の方々のご理解とご支援で、教職員の勤務負担軽減、時間外勤務時間の削減を成し遂げるべき時だと考えています。
ただし、最大の目標は先生方が笑顔になり、子どもたちと向き合って、教育の質の向上を図ることです。これからの持続可能な玉野の学校づくりにご協力よろしくお願いします。
次の地域・保護者あてのチラシをご覧ください。