「まずは体験! 男のそば打ち教室」を開催しました
令和7年度男女共同参画推進講座「まずは体験! 男のそば打ち教室!!」を開催しました
男女共同参画講座「まずは体験!男のそば打ち教室!!」チラシ [PDFファイル/291KB]
日時
令和7年9月27日(土曜日)10時~13時
開催場所
総合保健福祉センター(すこやかセンター)2階 キッチン・スタジオ
講師
有限会社めんくい 代表取締役 垪和 健さん
内容
1 そばの概要
2 そば打ちの説明と実践
3 そば打ち体験
4 試食
5 質疑応答
令和7年度開催の様子
そば打ち技術のポイントとして、古くから伝えられている言葉です。
そば打ちの作業はこの順に行われますが、この言葉はその順番をさしているわけなく、手打ちそばの工程を大きく三つに分けて、習得がむずかしい技術から一、二、三と語呂よく並べたものだそうです。
1 水回し 2 こね 3 延し(のし) 4 たたむ 5 切る の順で行われました。
講師が説明をしながら実践をします。みなさん、講師の手元を見入っておられました。
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そば打ち体験 スタートです!
そばが大好き! ずっと、そば打ちをやってみたかった! という方々が、今日の講座を楽しみに参加されました。みなさんのワクワク感が伝わるスタートでした。
水回しから始めます。一度に全部の水を加えるのではなく、3回に分けて加えます。
だんだん大きな固まりになってきました。
ひとつにまとまった固まりをしっかり練って粘りを出します。
麺棒を使う前に手で丸く延ばします。
麺棒を使った延しの基本で、均等に延していきます。講師が各調理台をまわって、丁寧に指導してくださいました。
そばの厚さは、1円玉くらい(2mm)を目標に切っていきます。
打ち終わったそばを茹でていただきました。自分で打ったそばの味はいかがでしたか?
店主のおすすめの食べ方は、塩、大根おろしやわさびをつけただけのシンプルなもので、そばの香りを楽しむことができるそうです。そばを茹でた後のゆで汁のそば湯は、ざるだしを加えていただきました。
質問タイムでは、そば湯の栄養について質問が出されました。
講師のお話では・・・・・・
そば湯は、白濁色でとろみがあり、蕎麦の風味と栄養が溶け出しています。
そば湯に含まれる栄養は、そばを茹でる際にそば粉に含まれるでんぷんやタンパク質、ビタミン、ミネ
ラルなどが溶け出したものです。
これらの栄養は、水溶性でそば湯に溶け出しているため、そば湯をいただくことで摂取できます。
特にルチンというポリフェノールの一種が多く含まれており、健康に良いとされているそうです。
そば湯は、ざるだしを加えて味の濃薄を整えていただきます。昆布・椎茸・鰹節、そして発酵調味料の
醤油を使って作られたざるだしも栄養たっぷりで、そば湯とざるだしの味わいと風味を愉しむことができ
ます。
そばは、今ほど食べ物が豊かでなかった時代の飢餓食だったとはいえ、昔人が見つけた健康と満腹のバ
ランスがとれた食べ物のようです。
みなさんのアンケート結果では・・・
○ずっと、そば打ちをやってみたかった。うどんと比べて、早くできあがると思ったが、すごく繊細で
難しかったが、美味しく、楽しかったです。
○プロのそば職人から教えてもらって、そば打ちのやり方が少しわかってよかったです。
○やったことがないことを体験できたことが何より。
○かなり、失敗しましたが、自分で打ったそばを食せたことが嬉しかったです。
○そばの太さは非常に味を左右しますのがわかった。
○家でそば打ちをしてみたいと思う。
○もう一度、チャレンジしたい。
○直接的な学びも大切ですが、知らない方と交流がもてる、そんな経験も学びになりました。
○プロから教えてもらって贅沢な講座でした。
集合写真では、みなさんの表情から満足感や達成感が伝わってきました。
お土産に講師が打たれた「ざるそば」をいただきました。
この度のそば打ち体験教室は、そばを打つのが初めて、という方々が多数の参加でしたが、「もう一度チャレンジしたい。」「家でも打ってみたい。」という意欲的な感想が多くありました。
講座をとおして、垪和さんの「そばをもっと身近に感じてもらいたい。」という思いが、きめ細やかな指導から伝わってきたようです。
そして、アンケートでいただいた「直接的な学びといろいろな方との交流経験も学びになる」、そのような充実した時間を過ごしていただき、地域や家庭での活き活きした生活につながるような講座をお届けしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
令和6年度開催の様子 ~プロに学ぶ男のコーヒー~
日 時 令和7年11月17日(日)
場 所 すこやかセンター2F クッキングスタジオ
講 師 神崎珈琲焙煎所 神崎 泰治氏
コーヒーが大好きな方々が、今日の講座を楽しみに参加されました。和気あいあいとした和やかな雰囲気のなかにも美味しい淹れ方を習得したい!という意欲が感じられた充実した時間になりました。
講師の淹れ方をじっくり観察!
全員、見入っておられました。
一人ずつ実践です。
お湯を一定の細さで落としていくと、粉の真ん中がふっくら盛り上がってきます。湯を注ぐコーヒーポットの高さ、湯の量などわずかな違いで粉の盛り上がり、泡の大きさの違いがあったようです。
飲み比べでは、同じ豆の種類、湯を注ぐ時間、湯の量でも濃さが違っています。
今年度は、ハンドドリップの実践のほか、講師によるフレンチプレスで淹れたコーヒーの試飲がありました。抽出方法がかわるとコーヒーの透明度、濃さ、味が大きく変化して違った味わいがあったようです。
質問コーナーでは、豆を購入する際のポイント、コーヒーの味を左右する淹れ方等が出されました。みなさんがスキルアップを目指していることが伝わってきました。
みなさんのアンケート結果では・・・
・飲み比べができたできてよかった。味の違いに驚いた。
・同じ豆でも淹れ方によって味が全く違うことが学べた。
・何気なく作っていたけれど、奥深いなあ~。今、自分がしている保存方法がよくないのがわかった。
・さらに淹れ方の技術を学びたい。
・湯量、湯を落とすペースを学びたい。
・・・・・など、非常に参考になり楽しかった、という感想を多くいただきました。
この度の講座を機に自分自身の知識や技術を磨きながら、ご家族や友人とともに美味しいコーヒーを淹れて和やかな時間を過ごしていただきたいと思います。
令和5年度開催の様子 ~プロに学ぶ男のコーヒー 美味しいコーヒーの淹れかた~
日 時 令和5年11月19日(日)
場 所 すこやかセンター2F クッキングスタジオ
講 師 神崎珈琲焙煎所 神崎 泰治氏
1 コーヒー豆の種類や焙煎方法について
2 美味しく淹れるポイント(講師による実践)
挽き立ての豆の香りを楽しみました。
お湯を一定の細さで落としていくと、粉の真ん中がふっくら盛り上がってきます。
3 抽出体験と飲みくらべ
抽出体験中。美味しく淹れるポイントは守れていたでしょうか?
自分が淹れたコーヒーを全員に注いでまわります。 同じ豆の種類、量、湯の量でも濃さが違っています。
飲み比べ中。「違う、違う」の声が聞こえてきます。
2組目、3組目と抽出体験しました。
4 質疑応答
皆さんコーヒーがお好きなだけあって、いろいろな質問をされました。
皆さんの笑顔がとても嬉しかったです。
普段、仕事や家事、介護等でなかなか自分の時間を作ることも難しいと思いますが、
今回の講座をきっかけに、自分の時間を大切にし、また、ご家族や友人との時間も
より良いものにしていただけたらと思います。