クリオネの正式名称を知っていますか。「ハダカカメガイ(裸亀貝)」といって、実は成長すると貝殻を失う巻貝の仲間なんです。体は透明な部分が多く、不透明な内蔵が透けて見えます。胴体の前部にある翼足を動かして遊泳し、その姿から「流氷の天使」と呼ばれています。
見た目はかわいい天使も食事のときは悪魔に!?頭部から「バッカルコーン」と呼ばれる6本の触手を伸ばし捕食します。捕まえたら絶対に離さない捕食シーンは衝撃的!何も食べなくても半年から1年は生きることができるため、食事のシーンが見られるのは貴重です。運が良ければ、しぶマリでその姿を見ることができるかも!?