ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

先輩移住者インタビュー Vol.4

ページID:0038303 更新日:2023年12月22日更新 印刷ページ表示

自転車と食。自分の興味から暮らしを考え移住へ

毛利さん

移住者:毛利 義史さん(2022年移住)

居住歴:大阪→東京→玉野市と東京の2拠点生活

仕 事:株式会社Rin project 代表取締役

玉野市に移住したきっかけは?

 2019年に偶然玉野に来て、2週間くらい自転車でまちを巡っていました。もともとインドアのバイクインストラクターをしていて、自転車に乗るのが好きなんです。玉野のまちから見える瀬戸内海や、風があまりない環境は、サイクリングにもってこいのまちだなと思っていました。

 新型コロナウイルス感染症が流行し、インストラクターの派遣やフィットネスプログラムを考える仕事ができなくなったため、「何か新しいことを始めたい」と思うようになりました。

「KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新」からの眺め
「KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新」からの眺め

​ 2022年に「KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新」ができたので、「玉野は自転車のまちになるのかな。玉野で何かやってみたい」と思ったのが、移住のきっかけです。

 移住後に今の仕事を始めることになったので、現在は玉野と東京を行き来して生活しています。

どのような流れで移住しましたか?

 感染症の流行が落ち着いてきたとき、再び玉野を訪れました。

 「まちの飲み屋に行くと人と繋がれる」という友人の話を聞いて、玉野の飲み屋に行ったら知り合いができたんです。その知り合いが今の家を紹介してくれ、一目見て気に入りました。

毛利さん2

 海に近い場所なので釣りをしたり、家の敷地内で野菜を育てたりと、食べるものを自分で考えて生活できそうだと思いました。普段は体を動かすことで健康を考えていますが、「食からも健康を考えたい」と思ったのが大きかったです。

 奥さんに相談をしたところ「行ってみたらいいんじゃない?面白そう」と言ってくれ、移住を決めました。奥さんは仕事の関係もあって今も東京の家に住んでいますが、いずれは玉野で一緒に住みたいと思っています。

玉野市のいいところを教えてください。

 時間がゆっくり流れているところですね。何かを決めてやるというよりは、思いついたことをやる生活をしています。ぼーっと海を見ていたら、気が付けば30分くらい経っていることも珍しくありません。

毛利さんが見ている、瀬戸内海の風景
​毛利さんが見ている、瀬戸内海の風景​

 船舶免許を取ったので、釣りに出かけて釣った魚をさばいて楽しんでいます。自分で魚をさばいているのですが、うまくできないんですよ。だから飲み屋で綺麗なお刺身を食べられるのがありがたいなとか、自分も命を無駄にしたくないなとか、そんな気付きを生活しながら得られるのが嬉しいです。

移住を検討している人へ、メッセージをお願いします。

 玉野は自然が素晴らしいことはもちろん、人との距離感が絶妙なのも住みやすいポイントだと思います。

 僕は玉野にいつもいるわけではないですが、それをいい意味で気にしていない。でも帰ってきたときには声をかけてもらえるから、僕自身も会いに行きたくなる。そんな距離感が、玉野に“いる”ことを認めてもらえている気がして、住むのに心地いいまちですよ。

 また、玉野で新しいことを始めたいと思ったとき、自然な形で手助けしてくれる人たちがいます。これも、玉野に住んでよかったと思うことのひとつですね。

毛利さん3