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先輩移住者インタビュー Vol.9

ページID:0042566 更新日:2024年7月9日更新 印刷ページ表示

直島で働いたご縁がきっかけで、瀬戸内地域と繋がる「顔の見えるデザイナー」に

結城さん1

 

移住者


結城鷹さん(2020年移住)

 

居住歴


東京都→玉野市

 

仕事


​デザイナー

 

家族構成


夫婦

 

玉野市に移住したきっかけは?

 直島(香川県直島町)で美術館を運営する会社に就職したことです。対岸の玉野市に暮らし、フェリー通勤をしていました。
 当時は車を持っていなかったのですが、自転車圏内に色々あり、通勤や生活に不便はなかったです。

結城さん2
​宇野港から宮浦港(直島)まではフェリーで20分ほど

どのような流れで移住しましたか?

 直島で勤務することが決まり、玉野市へ引っ越しました。
 直島の会社で3年間勤務している間、瀬戸内地域に深くかかわるようになり、玉野市に住み続けることに決めました。
 結婚後、玉野市の空き家バンクで見つけた、宇野港から一駅手前の田井地区にある古民家へ転居しました。

 その後、この地域にもっと関わりたいと思い、デザイナーとして開業しました。

玉野市のいいところを教えてください。

​ 「何もなくて、何でもある」ところです。

 例えば、東山ビルやシェアショップUZのオーナーなど、人々を巻き込んで活動をしている移住者がいる。
 一方、三井造船関係の方や地元出身の方など、長く住んでいてこの場所を大切に思っている方々もたくさんいる。

 仕事ができる場所が複数ある。一方、港や山など一息つける場所もある。

 自分のスタイルに合わせて、程よい距離感で地域との関わり方も選べる。
 商業施設もあるので買い物にも困らないなと思っています。

 今も直島へ週1回程度通っていて、つながりを継続しています。直島までアクセスが良いこともポイントですね。

結城さん3
​​自宅の古民家で作業をしている結城さん

 現在デザイナーとして、玉野市内では、お店のパンフレットやTシャツのデザイン、直島では、アート活動を島の方にお伝えする地域新聞(直島町広報紙に折り込んでいる)、高松市では地域のフリーペーパーなど、玉野市から行き来しやすい瀬戸内エリアを中心として活動しています。

 今後は、地域の住民が関わり合いながら作る新聞や冊子を玉野市でも作れたらいいなと思っています。
 玉野市内にはコワーキングスペース、地元ライター、発信者などがそろっているので、みんなで得意分野を活かしあいながら実現できるのではないかと思っています。

 玉野を出て行ってしまった人や移住をしたい人にも、現在の玉野を知ってもらうきっかけになれたらという想いがあります。
 行政と民間のそれぞれができることで連携して、玉野の発信を盛り上げることができればいいですね!

結城さん4
​玉野市内の事業者からの依頼で制作したパンフレットなど

移住を検討している人へ、メッセージをお願いします。 

 玉野市での暮らしは、落ち着いて自分に合うライフスタイルを見つけ、つくることができる場所と思っています。
 直島に興味がある人にも船でたった20分なので直島を身近に感じることができるのでおすすめです。

関連URL

 結城 鷹さんホームページ(GraphiCurate)<外部リンク>
 結城 鷹さんInstagram(@graphicuraet)<外部リンク>