移住者インタビュー Vol.17
働きながら理想の住まいを見つけた「段階移住」
プロフィール
移住者
大場 慎也 さん
居住地
千葉県→玉野市(2021年移住)
仕事
夫:公務員
妻:設計事務所勤務
家族構成
夫婦
仕事を見つけてから、移住を決めた
地方移住は以前から考えていましたが、東日本大震災を経て、地震が少ないところに住みたいと思うようになりました。奥さんに「47都道府県の中から選んで」と伝えたら、岐阜・滋賀・兵庫・岡山・山口の5県が候補に。お互い実家が関東なので、帰省のしやすさも含めて色々検討しました。最終的な決め手は、岡山県庁の職員として採用が決まったことです。移住するより先に採用試験を受け、仕事が決まったことで安心して岡山へ来ることができました。
最初に住んだのは、県内のお試し住宅です。住みたい家をじっくり探したかったので、お試し住宅に住みながら少しずつ理想の生活に近づく「段階移住」をしようと考えていました。
探していた理想の住まいは賃貸の古民家で、畑ができるところ。最初はお試し住宅がある地域で探していたのですが、なかなか見つからなかったのでエリアを岡山県内に広げ、探し続けました。すると1軒だけ気になる家が。それが玉野市にあった、今住んでいる家です。実際に見に行って、お互い「ここがいいね」となったので玉野市へ移住しました。
玉野市は、移住検討者の希望を叶える環境
「移住」と聞くと、まちと積極的に関わったり、起業したりする華やかなイメージがあるかもしれませんが、私のように勤め先で働きながら、プライベートではのんびりと過ごす“普通の人”もいます。起業家も、アーティストも、会社員も、どのような働き方を選んでも満足に暮らせるのが、玉野市の良さではないでしょうか。
また、海も山もあり、自然が豊かです。最高気温と最低気温の差が少なく、過ごしやすい。電車やバスが通っている。市内で生活必需品が揃う。田舎だけど田舎すぎない、玉野市は「ほどよい田舎」です。きっと、移住したい人の希望に応じやすい環境があると思います。