移住者インタビュー Vol.16
人の流れがあるまち玉野での二拠点生活
プロフィール
移住者
加藤 咲 さん
居住地
玉野市・鳥取県(2024年から二拠点生活)
仕事
グラフィックデザイナー
デザインを通して地域に関わる
二拠点生活を始めたきっかけは、宇野港編集室(泊まれるコワーキング・ZINEスタジオ)のスタッフになったことです。元上司の紹介で代表の橋本さんと出会い、宇野港編集室のオープニングスタッフやデザイン面でのお手伝いをするようになりました。次第に玉野市にも宇野港編集室にも持続的に関わっていきたいと思うようになり、現在では月10日~15日は玉野市で生活しています。
二拠点生活をしたいと思っていたというより「結果的に二拠点生活になった」という表現が合っているかもしれません。でも、あまり不安がなかったのは、橋本さんをはじめ、二拠点生活をしている人が玉野市にもいるので「私にもできるかも」と感じたからだと思います。
また、私は備前市出身で、以前から地域に関わる仕事がしたいと思っていました。宇野港編集室での仕事はもちろん、少しずつですが、地域にゆかりがあるクリエイターさんたちの活動に参加させてもらっています。宇野港編集室との出会いが、岡山に帰るきっかけにもなりました。
二拠点生活は、やってみると楽しいです。拠点があることで、どちらの土地にも“暮らしている”感覚があります。旅行となると、つい予定を詰めてしまうのですが、暮らしているとそれぞれの地域をじっくり味わえるんです。
自分のペースで、やりたいことができるまち
玉野市での生活は、色々な人に会えることが嬉しいなと思います。宇野港編集室は色々な人が出入りする場所なので、誰かが来たら作業の手を止めてお話しするんです。他にも船に乗せてもらって魚釣りに行ったこともあり、港町ならではの楽しみ方ができています。
玉野市自体が、人の往来が多いまちだなと思うんです。のどかな時間があれば、通勤・通学やフェリーの発着時間前後などは、ほどよく人が行き交う時間もありますし、休日は観光客もよく見かけます。人の流れがあると、自分の気持ちがオープンでいられるので過ごしやすいです。
あと、一人ひとりのペースややりたいことを受け入れてくれるまちだなとも思います。玉野市を離れている期間がある私でも、気負わず玉野市で暮らせています。場所に縛られずに、自分のペースでやりたいことを形にしたい人には、ぴったりな場所ではないでしょうか。
関連リンク
宇野港編集室公式ホームページ<外部リンク>