移住者インタビュー Vol.14
人生は一度きり!心躍るほうへ進む!
プロフィール
移住者
坂本まみさん
居住歴
広島県呉市→大阪府→長崎県→滋賀県→長崎県→ケニア→玉野市(2008年12月移住)
仕事
自由人(複業家)
家族構成
両親と息子
玉野市に移住したきっかけは?
私は高校まで広島県呉市で暮らし、卒業後は、大阪に出てフィットネスクラブのインストラクターをしていました。
姉が暮らしていた長崎県や滋賀県への移住、ケニア人との結婚と離婚を経て、息子が3歳になったときに、息子のもうひとつの母国でもあるケニアをもっと知るために2人でケニアに移住しました。
後から両親に聞いた話ですが、私が4歳のときに「ケニアに行きたい」と話していたそうで、ケニアにご縁を感じるエピソードでした。
ケニアには永住をするつもりでしたが、2年経過したころに社会情勢が不安定になり、息子の安全面と教育面を考え、母のUターン先である玉野市に移住しました。
息子のマリオン純さんと
どのような流れで移住(Uターン)しましたか?
帰国時には既に実家が玉野市にあったので、両親と同居をする形でスムーズに移住ができました。自分が移住者という実感があまりなかったので、最近まで、移住支援があることも知らなかったです。
玉野市に暮らしはじめてからは、岡山市で産婦人科のマタニティーインストラクターとして働いていました。息子の高校卒業後は、「これからの人生は型にはまらず、心躍るほうへ!好きなことをやろう」と決めました。
玉野市のいいところを教えてください。
海が好きなので、自宅近くにある渋川海岸の景観が気に入っています。
子育て中も近所の人たちがほどよい距離で見守ってくれたところや、せかせかしていない雰囲気が好きです。
まみさんお気に入りの渋川海岸
ただ、同世代の人をあまり見かけず、人通りも少ないことを残念に思っていたので、現在は「玉野を盛り上げたい!」という想いを持って、やりたいことを軸に活動しています。誰かの役に立てるのなら自分の持っている「すべて」を惜しげなく、全部を出しきりたいと思っています。
今している仕事は主に以下の4つです。
1. アフリカンショップBARIDIのオーナー
アフリカの雑貨や飲み物、食べ物を売っています。渋川を色々な人にもっと知ってほしくて、色々な人が集える場を渋川に作りたいと思い、母の実家の一角を店舗にして、年月から思いつきで始めました。
アフリカンショップBARIDIで大人気のケニア風やみつきポテト(まみさんのInstagramより)
2. 子育て支援サークルwatoto♪の代表
玉野での子育ての経験を活かし、子育てで悩んでいる人たちに向けた専門的な相談やベビーケア、マタニティケアなどを実践しています。
3. 女性のためのリラクゼーション・エクササイズWAREMBOの運営
日本マタニティフィットネス協会認定インストラクターの資格を活かし、膣ケア指導士をしています。膣ケアは特別なことではなく、女性であればだれもが自分事と感じてほしいと思い、最近では学校などに出向き、講師をしています。
エクササイズの様子
4. イングリッシュカフェの運営
玉野市には海外の観光客が多く訪れるので、まったく英語が喋れない人も外国人の方と気軽に会話ができるように、友人と一緒に月に1回交流型の英会話カフェを開いています。
移住を検討している人へ、メッセージをお願いします。
「今の生活や環境を変えたいけれど、勇気がでない。」という方もいると思います。
一歩を踏み出したときに得るワクワクは大きいし、動くことでしか得られない発見や出会いがあります。人生は一度きり、好きなように生きてみてはいかがですか。
ケニアをイメージした絵・アフリカンショップBARIDIまみさん作(まみさんのInstagramより)
関連URL
アフリカンショップBARIDI インスタグラム<外部リンク>
子育て支援サークルwatoto♪インスタグラム<外部リンク>