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移住者インタビュー Vol.18

ページID:0046498 更新日:2025年3月1日更新 印刷ページ表示

吸い寄せられるように玉野へ。日々ご縁を紡ぐ暮らし

田村さん写真

プロフィール

移住者

田村元弘さん

 

居住歴

福岡県→大阪府→玉野市(2006年9月移住)

 

仕事

日々の宿 日々のカフェ PAOWAO(自動車販売) 岡山AC(陸上競技チーム)

 

家族構成

妻、息子3人

​​

玉野市に移住したきっかけは?

 陸上選手だった父の影響を受け、中学から陸上競技をはじめました。大学卒業後も競技を続けながら仕事がしたくて、スポーツに関わる仕事に就いたんですが、肝心の陸上ができずに心が折れていました。

 そんな時、歳の近い陸上選手が病気で亡くなったと知り、「健康なうちにやりたいことをやりたい。」と思ったんです。ちょうどその頃、知り合いから玉野市内の会社が人材を募集しているという話を聞き、「本業に差し支えなければ、陸上をやるのは自由。」と言ってもらったので、その会社への入社を決意しました。

田村さん写真
2018年全日本実業団の110メートルハードルの試合(大阪府)​​

どのような流れで移住(Uターン)しましたか?

​ 仕事とともに住まいも決まり、2006年に玉野市へ移住しました。実は、父が玉野市八浜出身で、幼少期から長期休みには玉野市の祖父宅によく遊びに行っていたため馴染みがあったので、スムーズに移住ができました。移住をしてからは造船に関わる仕事に就きました。仕事後には練習時間をとることができ、陸上仲間が増えていきました。

 2018年に会社を辞めた後、宇野4丁目にある古民家を妻とリノベーションをしました。当初はカフェをする予定でしたが、玉野市に外国人観光客の方が増えてきたので、宿泊施設を開業しました。古民家での宿泊体験を喜んでもらえると思い、2019年から一棟貸しの宿泊施設「日々の宿 あさぼらけ」を始めました。

 2021年には岡山市南区で妻が「日々のカフェ」を、2023年には宇野4丁目で「日々の宿 しののめ」もオープンしました。最近では外国人の方の他にも、移住希望者の方も訪れてくれます。

田村さん写真
「日々の宿 あさぼらけ」の庭園

​ 2025年の春には、宇野港の近くにホテルと居酒屋の複合施設を新しく作る予定です。
 瀬戸内国際芸術祭も始まり、観光客の方が増えると思いますが、玉野市内には宿泊施設が足りていないように感じます。観光客の方には、ただ観光をして泊まるだけでなく、玉野市に暮らす人たちとの交流や、食を楽しんでもらい、玉野市で過ごす時間を満喫してもらいたいと思っています。

玉野市のいいところを教えてください。

​​ ​1つは、子育て環境。特に、発達障害の子どもの居場所や教育に力を入れているところです。3人の息子がいますが、次男と三男は発達障害があります。保育園で暴れだして困っていた時に、玉野市児童発達センターを紹介してもらいました。保育園とも連携をとってくれて心強く、小学校に上がってからも、すこやかセンターなどの居場所や相談場所があり、とても助かっています。

 2つ目は、個性的な人たちが多いことです。僕自身、少し変わっていると思うのですが、玉野で暮らす人たちは本当に個性豊かで面白く、その魅力に吸い寄せられています。

 3つ目は、気軽にスポーツができることです。レクレセンター(玉野市総合体育館)では、安価な値段で様々なトレーニングマシーンが使えますし、宇野港周辺では、海を見ながら陸上の練習や趣味の釣りもできます。

田村さん写真
​宇野港で釣りを楽しむ田村さん

移住を検討している人へ、メッセージをお願いします。 

​ 僕にとって、玉野は心が折れていたときに救ってくれたきっかけになった街です。玉野の為にこれからも、人がつながるきっかけを作りたいと思っています。玉野で個性豊かな人たちに出会ってもらいたいです。宿やカフェにも遊びにきてください。

田村さん写真
​王子が岳のニコニコ岩付近で撮影したお気に入りの一枚

関連URL

日々の宿 インスタグラム<外部リンク>

日々のカフェ インスタグラム<外部リンク>

おかやまAC 公式ホームページ<外部リンク>