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帯状疱疹ワクチン予防接種(定期)について

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0046849 更新日:2025年3月25日更新

帯状疱疹ワクチン予防接種

 令和7年度から、65歳の方などへの帯状疱疹ワクチンの予防接種が、予防接種法に基づく定期接種の対象となります。

帯状疱疹とは

 帯状疱疹は、身体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと水ぶくれを伴う発疹(水疱)が出現する疾患です。水疱が見られる2~3日前から痒みや痛みを感じるようになり、1週間程度たつと水疱の多発や発熱、頭痛といった症状がみられることもあります。通常は2~4週間で皮膚症状がおさまります。
 また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
 帯状疱疹は50歳以上の人に起こりやすく、80歳までに3人に1人がかかると言われています。50歳以上の方は、ワクチンを接種することにより、発症や重症化を抑えることができます。

発症原因について

 子どもの頃に感染した水痘(水ぼうそう)が原因で起こります。子どものころの水ぼうそうが治った後も、ウイルスは長年にわたって体内に潜伏します。普段は免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため発症することはありません。しかし、病後、疲労、ストレス、加齢などによって免疫力が低下することでウイルスは活動しはじめ、帯状疱疹の発症に至ります。

予防接種対象者

  • 65歳の人(年度末年齢)
  • 接種日に満60歳以上64歳以下で、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な人

  • 70、75、80、85、90、95、100歳の人(年度末年齢)
    ※令和7年度~令和11年度の経過措置です。

  • 101歳以上の人(年度末年齢)
    ※令和7年度のみ
経過措置の対象者年度(※)一覧
  70歳 75歳 80歳 85歳 90歳 95歳 100歳 100歳以上

令和7年度

1955年
(昭和30年)
1950年
(昭和25年)
1945年
(昭和20年)
1940年
(昭和15年)
1935年
(昭和10年)
1930年
(昭和5年)
1925年
(大正14年)
1925年(大正14年)
4月1日以前
令和8年度 1956年
(昭和31年)
1951年
(昭和26年)
1946年
(昭和21年)
1941年
(昭和16年)
1936年
(昭和11年)
1931年
(昭和6年)
1926年
(昭和元年)
対象外
令和9年度 1957年
(昭和32年)
1952年
(昭和27年)
1947年
(昭和22年)
1942年
(昭和17年)
1937年
(昭和12年)
1932年
(昭和7年)
1927年
(昭和2年)
令和10年度 1958年
(昭和33年)
1953年
(昭和28年)
1948年
(昭和23年)
1943年
(昭和18年)
1938年
(昭和13年)
1933年
(昭和8年)
1928年
(昭和3年)
令和11年度 1959年
(昭和34年)
1954年
(昭和29年)
1949年
(昭和24年)
1944年
(昭和19年)
1939年
(昭和14年)
1934年
(昭和9年)
1929年
(昭和4年)
令和12年度
以降
経過措置終了

※当該「年度生まれ」の者が対象
(例)1955年(昭和30年)度生まれの人=生年月日が「1955年4月2日~1956年4月1日」の人

ワクチンについて

 帯状疱疹ワクチンには2種類あり、接種方法や、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いづれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

ワクチンの特徴

 
  生ワクチン 組換えワクチン
接種方法 皮下に接種 筋肉内に接種
接種回数(間隔) 1回 2回(2か月以上の間隔をあける)
接種条件 病気や治療によって、
免疫の低下している方には接種できません。
免疫の状態に関わらず接種可能
接種料金
(※減免制度あり)
4,000円 1回につき11,000円

※減免については「高齢者用予防接種(インフルエンザ・新型コロナワクチン・肺炎球菌・帯状疱疹)費用の減免申請ができます」をご確認ください。

ワクチンの予防効果

 
  生ワクチン 組換えワクチン
接種後1年時点 6割程度 9割以上
接種後5年時点 4割程度 9割程度
接種後10年時点 7割程度

 

ワクチンの安全性

 

 
主な副反応の
発現割合
生ワクチン 組換えワクチン
70%以上 疼痛※
30%以上 発赤※ 発赤※、筋肉痛、疲労
10%以上 そう痒感※、熱感※、腫脹※、
疼痛※、硬結※
頭痛、腫脹※、悪寒、
発熱、胃腸症状
1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感※、倦怠感、その他の疼痛

※ワクチンを接種した部位の症状

実施医療機関

 予約について事前に問合せをお願いします。

帯状疱疹ワクチン予防接種実施医療機関一覧 [PDFファイル/213KB]

※岡山県内で相互乗り入れ制度を導入している医療機関でも接種できます。医療機関にお問い合わせください。

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