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みんなで学ぼう みんなで語ろう 認知症

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0043089 更新日:2024年8月2日更新

『他人ごと』から『自分ごと』

 65歳以上の高齢者がピークを迎える令和22年(2040年)には、65歳以上の高齢者7人に1人が認知症になると見込まれ、その数は584万人、認知症予備群とされる軽度認知障害(MCI)患者が613万人に上ると推計されています。認知症は誰もがなり得る病気です。

 認知症を『他人ごと』ではなく、『自分ごと』としてとらえ、自分のため、家族のため、認知症を知り、備え、人とつながることが大切です。

認知症ってなに?

 認知症は、脳の働きが悪くなり、記憶力や判断力などの認知機能が低下することで、日常生活に支障が出ている状態をいいます。

   例えば、「ついさっきのことを忘れる」「日時や場所、人などが分からなくなる」「服などを自分で着られなくなる」「うまくしゃべれなくなる」「料理などの手順が分からなくなる」「難しい話などが分からなくなる」等の障害があります。

 認知症の症状、認知症の人への対応方法、認知症に関する予防方法や認知症の進行状況に合わせて、いつ、どこで、どのような医療や介護サービスなどが利用できるか(認知症ケアパス)を示した『玉野市認知症ガイド』を地域包括支援センターや長寿介護課で配布しています。

 認知症ガイド [PDFファイル/3.33MB]

軽度認知障害(MCI)ってなに?

 MCIは、本人にもの忘れが増えた自覚があり、実際に年齢に比較して記憶力が低下していますが、日常的には健康に見える状態です。この段階であれば、生活習慣の改善などで、回復したり認知症への進行を遅くすることが期待できます。

   MCIの主な徴候としては、「意欲の低下」「隣の部屋にさがしものに行ったが、何をさがしに来たのか思い出せない」「日付や曜日が分からなくなる」等があります。特に「意欲の低下」には要注意です。

認知症は予防できる?

  認知症予防の基本は、規則正しい生活を送ること、「運動」「食事」「社会参加」が3本柱です。

  まずは、起床時間を定め、1日3食規則正しく食べるなど、生活リズムを守りましょう。また、地域の「通いの場」や「認知症カフェ」「介護予防教室」などに積極的に参加しましょう。

認知症かも?どこに相談すればいい?

  認知機能の衰えが心配な時は、まずはかかりつけ医に相談しましょう。かかりつけ医がない場合は、地域包括支援センターや、「認知症カフェ」等で相談しましょう。

玉野市の認知症施策について

  玉野市の認知症施策は大きく分けて4つあります。

  (1)認知症に関する普及啓発

         認知症サポーター養成講座、認知症予防家族介護教室、認知症講演会、認知症月間での啓発活動

        【玉野市の認知症月間の取組】 https://www.city.tamano.lg.jp/soshiki/14/43042.html

  (2)認知症に関する相談対応

         認知症カフェ、認知症初期集中支援チーム、わがまち福祉相談会

  (3)認知症の予防に関する教室の開催

         認知症予防体操教室

  (4)認知症に関する地域のサポート体制づくり

         認知症サポーター養成講座、チームオレンジ

認知症サポーター養成講座

  市内には現在10,000人以上の認知症サポーターがいます。認知症サポーターは何か特別なことをする人ではありません。認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族を温かい目で見守る「応援者」です。

 地域包括支援センターでは認知症サポーター養成講座を行っています。あなたも認知症サポーターになりませんか?

 https://tamano-shakyo.sakura.ne.jp/houkatsu/supporter<外部リンク> 

 認知症サポーター養成講座の受講者には、サポーターの証となる『オレンジリング』を差し上げます。オレンジリング

認知症カフェ

 認知症カフェは認知症の人やその家族、地域の方など、誰でも気軽に集え、気軽に相談できる場所です。お茶を飲みながらほっと一息、ゆったりとした時間を一緒に過ごしませんか。

 市内の認知症カフェは、下記よりご確認ください。 https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/800750_7514706_misc.pdf<外部リンク>

認知症初期集中支援チーム

 認知症になっても認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で暮らし続けられるように、認知症の人やその家族に早期に関わる「認知症初期集中支援チーム」を設置し、認知症の早期診断・早期対応に向けた支援体制を構築しています。

【事業の内容】
 専門職で構成するチームが、医療や介護につながっていない認知症の人や疑いのある人の自宅を訪問し、医療機関の受診や介護サービスの利用支援、認知症の状態に応じた助言等の支援を行います。
 経験豊富な医師と、医療と介護の専門職が6か月間集中的に支援を行い、自立した生活をサポートします。
【対象者】
 自宅で生活している40歳以上の人で、認知症が疑われる人、または認知症の人で、
 □ 認知症の診断を受けていない、または、治療が中断している
 □ 医療サービスや介護保険サービスを利用していない
 □ 認知症の診断は受けたが、介護保険サービスが中断している
 □ サービスを利用しているが、認知症による症状が強く、対応に困っている

【相談先】地域包括支援センター(0863-33-6600)、長寿介護課(0863-32-5537)

認知症初期集中支援チームチラシ [PDFファイル/171KB]

チームオレンジ

 チームオレンジとは、地域の認知症サポーターが、認知症の人と家族を含めたチームを組んで、早期から認知症の人と家族に寄り添い、見守り、声かけなどを行っています。

​認知症本人大使「希望大使」

 厚生労働省では、認知症の人本人からの発信の機会が増えるよう、認知症本人の方を「希望大使」として任命しています。「希望大使」は、認知症の普及啓発活動への参加・協力、国際的な会合への参加、認知症とともに生きる希望宣言の紹介等に取り組んでいます。 ​https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/kibou.html<外部リンク>

その他

 岡山県認知症疾患医療センター   

 https://www.pref.okayama.jp/page/355687.html<外部リンク>

 認知症に関する相談窓口      

 https://www.pref.okayama.jp/page/615295.html<外部リンク>

 若年性認知症について知る     

 https://y-ninchisyotel.net/about/about/<外部リンク>

 

 

                                 ロバ

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