すみたま
「すみたま」を目指して
すみたまとは…「すみたくなるたまの」の略称です。
玉野市を「すみたくなるたまの」にするには何が必要か女性の視点で話し合うため、平成28年にワーキングチームを立ち上げました。
きっかけは、市の行財政改革の会議で出ていくお金を減らすだけではなく、人口を増やし、入ってくるお金を増やそうと話し合うなか、なぜ玉野市から人が出ていくのかが話題にのぼったことに始まります。
住む場所を決めるときに女性の意見が強く反映されているのではないかという前提のもと、市女性職員有志で話し合い、「仕事(働きやすいまちづくり)」と「情報発信」が大きなポイントになると考えました。
「住みたくなるたまの」、「住み続けたくなるたまの」にしていくために
翌年度には、多角的な視点による意見を求めるため、年代もライフスタイルも異なる民間企業やマスコミなどで働く女性と意見交換しながら、カギとなる「女性が住みたくなるたまの」、「住み続けたくなるたまの」にしていくため、検討を行いました。
特に女性が働きやすいまちづくりを考える中で「子育てをしながら働く、市外に通勤する、移住して店を開いたなど様々なライフスタイルがあるなか、女性たちが送る日常を情報発信することで、自分事としてイメージしてもらえる」ということや、「女性と結びつきにくい印象の職業に関する情報があれば、固定観念にとらわれない働き方を提案でき、仕事を選ぶときの選択肢が広がる」という多様な女性の具体的な情報を発信してはどうかといった提言がありました。
玉野市にゆかりのある女性たちの暮らしを情報発信
そして、情報発信の一つとして、広報紙「広報たまの」に一年を通して玉野市にゆかりのある14人の女性のインタビュー記事を連載しました。
「すみたくなるたまの」になるには、住みたくなる魅力を知ってもらわなければ、住む場所の選択肢の一つにはなりません。
市内にとどまらず、全国にたまのの魅力を伝え、より多くの人に「すみたくなるたまの」、「すみつづけたくなるたまの」が伝わるよう、広報紙の掲載記事を冊子にしました。
配布場所
・宇野駅観光案内所
・宇野港インフォメーションセンター
・玉野市立図書館
・移住、定住イベント など