循環型社会を目指した取組として、ごみの減量化・資源化を行うための最も有効な手段の一つで、家庭からごみをごみステーションに出す際に「市が指定する有料のごみ袋」(以下「有料指定袋」という。)を使用することにより、ごみの排出量に応じて、ごみ処理経費の一部を市民の皆さんに負担していただく制度です。
玉野市では、市民の皆さんの分別に対する意識を高め、ごみの減量化・資源化を促進するとともに、ごみの排出量に応じた負担の公平性の確保を目的として、令和4年(2022年)4月1日から開始します。
市民の皆さんには、ご理解とご協力いただきますようお願いします。
有料化の対象品目は、「可燃ごみ」、「不燃A(埋立ごみ)」、「不燃B(破砕ごみ)」とし、それ以外の品目は有料化対象外です。
有 料 化 区 分 |
品 目 |
排出方法 |
対象品目
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可燃ごみ |
有料指定袋 |
不燃A(埋立ごみ) |
有料指定袋 (陶器類やガラス類などを、別々の袋に入れるのではなく、一つの袋に入れて排出) |
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不燃B(破砕ごみ) |
有料指定袋 (小型電気製品や鍋などを、別々の袋に入れるのではなく、一つの袋に入れて排出) |
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対象外品目 (資源化物) |
ビン |
コンテナ(3種類分別) |
缶 |
コンテナ |
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ペットボトル |
透明・半透明の袋 |
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その他プラスチック製容器包装 |
透明・半透明の袋 |
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古紙 |
紐でしばる |
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従来通り |
粗大ごみ |
持込・戸別 |
可燃ごみ・不燃A(埋立ごみ)のうち、有料化の対象とすることが適当でない以下の品目は、例外(有料指定袋以外で排出可)とします。
例外品目 |
排出日 |
排出方法 |
落ち葉、雑草、剪定枝 |
可燃ごみの日 |
透明・半透明の袋に入れて排出 (剪定枝等は紐で縛って排出も可) |
危険物(乾電池、蛍光灯、水銀体温計・水銀温度計、スプレー缶(カセットボンベ、エアゾール缶等)、使い捨てライター等) |
危険性の物の日 |
透明・半透明の袋に入れて排出 (乾電池や水銀体温計など、種類によって別々の袋に入れて排出) (蛍光灯等は購入時の保護紙などでも排出可) |
地区クリーン作戦等のボランティアで排出されるごみ |
随時 |
地区クリーン作戦等の届出を行ったうえで、集積箇所に排出(飛散しやすい物は、透明・半透明の袋に入れる。) |
袋の大きさ |
45ℓ |
30ℓ |
20ℓ |
10ℓ |
5ℓ |
価格(10枚セット) |
500円 |
300円 |
200円 |
100円 |
50円 |
※10枚セットでの販売となります。
※非課税
市内のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、小売店、隣接市との市境の取扱店を想定しています。決まり次第お知らせします。(※令和3年9月頃に公募予定)
一部の年齢上や身体上等の理由により紙おむつを使用する人を対象に、市が設定する配布枚数を限度として、有料指定袋を減免申請(令和4年1月から受付予定)に基づき配布予定です。申請方法等、詳細は決まり次第お知らせします。
家庭系ごみの有料化について、広報たまの、市ホームページ、市民説明会等により周知を行います。
家庭系ごみの減量化・資源化の拡大を図っていくには、有料化だけではなく、その導入に併せて、市民のごみ減量行動を促進する他の施策や市民サービスの向上を図る必要があります。
ごみの組成において可燃ごみの中で占める割合の多い種類組成であり、減量化・資源化に有効であると考えられる以下の項目について、令和4年4月1日から資源化物(有料化対象外品目)として分別収集を行います。
古紙は現在、紐でしばって排出するルールになっています。
新聞、雑誌、段ボール、紙パックなど、紐で縛り易いものは市民から排出され易いものの、雑がみ(お菓子の空箱等)などの小さい紙は、縛って排出するには手間がかかることなどから、可燃ごみとして排出されることが多い状況です。
古紙のうち「小さな雑がみ」については、分別して排出しやすくなるように、排出方法を変更します。
現在の排出方法 |
紐で十字にしばって、古紙類の日(月2回)にごみステーションへ排出 |
変更後の排出方法 |
現行の紐で十字にしばって排出する方法に加え、小さな雑がみは「紙袋」「封筒」に入れて排出可能とする。 (シュレッダーくずは「透明・半透明の袋」) |
小さな雑がみの内容 |
「お菓子などの紙箱」「トイレットペーパーの芯」「伝票・メモ類」「シュレッダーくず」など |
古布は現在、可燃ごみとして焼却処理しています。
他の品目と比べてその排出回数は少ないとしても、ごみ袋の中でかさばることも踏まえて、ごみの減量化に繋がるよう、「古布」について、新たに分別区分を設け、拠点回収を行い、資源化を行います。
排出・資源化方法 |
「古布」を透明・半透明のナイロン袋に入れて、資源化物地域回収拠点に持込、排出 資源化物地域回収拠点から「古布」を収集(週1回)して、資源化事業者へ引き渡し |
排出場所 |
各市民センター9箇所、市役所、東清掃センター (資源化物地域回収拠点) |
排出可能時間 |
各拠点の施設営業時間:平日8時30分~17時15分 ※第4日曜日は東清掃センターに排出可能 |
古布の内容 |
Tシャツ、トレーナー、スーツなどリユース可能な衣服(破れ、擦り切れ、穴あきがひどいもの等は除く) |
剪定枝等は現在、「可燃ごみ」として扱い、すべて焼却処理を行っていますが、循環型社会の実現に向けて、一部の剪定枝等について資源化に取り組みます。
資源化方法 |
東清掃センターに持ち込まれた剪定枝や草木(道路、公園などの維持管理、クリーン作戦など)のうち、資源化に適している一部のものを保管して資源化事業者へ引き渡します。 |
廃食用油は現在、一部の地域を除き、固形化等の処理を行い可燃ごみとして排出されたものを焼却処理しています。
家庭からの排出回数は少ないとしても、より一層ごみの減量化に繋がるよう、「廃食用油(植物性に限る)」について新たに分別区分を設け、市内全域で拠点回収を行います。
排出・資源化方法 |
「廃食用油(植物性に限る)」をペットボトルに入れて、資源化物地域回収拠点に持込、排出 資源化物地域回収拠点から「廃食用油(植物性に限る)」を収集(週1回)して、資源化事業者へ引き渡し |
排出場所 |
各市民センター9箇所、市役所、東清掃センター (資源化物地域回収拠点) |
排出可能時間 |
各拠点の施設営業時間:平日8時30分~17時15分 ※第4日曜日は東清掃センターに排出可能 |