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玉野市可燃ごみ中継施設整備

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0033078 更新日:2024年4月18日更新

 本市の可燃ごみは、令和8年度末からの広域処理への移行に伴い、岡山市の現岡南環境センターに広域処理施設を建設し、処理を行うこととなっております。本市内で発生した可燃ごみを適正かつ迅速に処理するため、東清掃センター敷地内に中継施設を整備し、運用することとしています。

玉野市可燃ごみ中継施設整備に係る基本構想

 令和4年度に策定した本構想では、現在の可燃ごみの収集運搬体制や搬入量、既存施設等の状況を把握し、本市が整備を予定している中継施設のあり方について、より効率的かつ効果的な施設とするために必要な検討を行いました。

中継方式の概要

 中継施設の方式は、「コンパクタ・コンテナ方式」と「ドラム方式」に大別され、大規模施設においては「コンパクタ・コンテナ方式」が、小規模施設においては「ドラム方式」が採用されています。

 特徴として、コンパクタ・コンテナ方式は、着脱装置付コンテナ専用車を用いるため、コンテナを数多く準備することで運搬の効率化が図れます。一方、ドラム方式は、大型の圧縮装置付ごみ収集車両を用いるため、運搬(走行)時には積載ができないことから、多くのごみを受け入れ運搬する場合は、車両を多く配置することが必要になります。

 処理量でみると、概ね30トン程度が両方式の境界とされている。ドラム式は、受入から積込までの処理系列を多く必要とすることから、本市での規模を想定した場合、現敷地内での配置は困難であると考えられます。

 以上から、本市においては、1日当たり70t程度処理をする必要があることから、安定した受入から搬出を可能とする「コンパクタ・コンテナ方式」が有効となります。

概要版資料

玉野市可燃ごみ中継施設整備に係る施設基本計画・基本設計

 基本構想の内容をより具体的に検討し、施設基本計画及び基本設計として取りまとめました。

処理対象ごみ

 本計画施設の処理対象ごみは、収集あるいは直接搬入された燃やせるごみ、二軸式破砕機により粗破砕された可燃性粗大ごみ、不燃性粗大ごみの可燃性破砕残渣、さらに、西清掃センター(し尿処理施設)の処理工程で発生するし渣とします。

 本計画施設の処理対象量は、平成30 年度の17,800 トン程度から減少し、広域処理施設の稼働年である令和9年度において13,683 トンと見込んでいます。

 本計画施設の一日あたり処理能力は、週変動、実稼働率を考慮し78t/日とします。なお、年間日平均処理量は、計画処理対象量に対し10%の災害ごみを見込んでいます。

施設基本設計

 受入から搬出、さらに環境保全に資する機器全般について計画しました。なお、具体的な機器仕様については、プラントメーカーの任意設計とします。

運営管理計画

 施設の稼働時間は、9 時から16 時(昼間の1時間を除く6時間稼働)とし、稼働開始前の準備、稼働後の整備・清掃等の時間を各30 分、60 分とし、昼間の休憩時間1時間を加え、労働時間は9時間(実働8時間)とします。

 将来的な本計画施設の運営は、民間ノウハウの活用による確実な周辺環境保全とコスト削減を目指し、ユーティリティ費や点検補修費、さらには運搬車両の運転等にも責任を持たせる長期包括的運営委託を想定します。その準備期間として、施設建設・稼働後のかし期間において、労務費や用役費等の条件整理等を行うものとします。

事業工程計画(案)

 本計画施設の事業は、令和6年度から令和8年度内の3カ年により実施します。また、運営に関しては、令和11 年度からの長期包括的運営委託の開始を目途とします。

概要版資料

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