事業者の皆様、地球の資源を大切にし、経済活動と環境保全が調和した循環型社会構築のため、積極的なご協力をお願いします。
玉野市の平成30年度ごみ処理量は、年間2万1千994tにのぼり、このうち事業系ごみは5千579tで、全体の25.4%を占めています。事業系ごみは、近年微増傾向にあり、事業系ごみの分別、とりわけ資源化物の分別排出とリサイクルによる徹底した減量化や排出抑制が重要な課題となっています。
玉野市では、事業系ごみ排出量を、2023年度には、現状から23%以上削減することを目標としています。
廃棄物の排出抑制(Reduce:リデュース)をし、廃棄物の再利用(Reuse:リユース)、廃棄物の再利用(Recycle:リサイクル)を進め、最後に循環利用できない廃棄物を適正に処分することで、さらなる廃棄物の減量化・リサイクルの推進にご協力をお願いいたします。
例えば、
・排出抑制(リデュース):量り売りやばら売りの促進
包装紙の簡素化、過剰包装の自粛
マイバッグ持参の推奨
ミスコピー紙、使用済用紙の裏面利用、両面コピーの励行
・再使用(リユース):オフィス家具やOA機器類のリユース品の積極的な活用
備品等は修理して使う
繰り返し使用が可能な事務用品の再使用
・再利用(リサイクル):段ボール、新聞、OA用紙等は資源ごみに出す
機密文書類等はシュレッダー屑としてリサイクル事業者に出す
びん・缶類も資源ごみに出す
厨房の生ごみをリサイクル事業者に出す
ごみの減量化に努め、リサイクルを進めることは、次のようなメリットがあります。
・企業のイメージアップ
・コストの削減・効率化
・就業員の意識改革
事業所全体としてはもちろんのこと、各部門・部署ごとに様々な検討をし、事業所のひとり一人が協力して、ごみ減量化・リサイクル化に取り組みましょう。
※ 事業系ごみとは、事業活動に伴って発生するごみで、従業員の飲食などに伴って生じたごみ及び製造、流通、販売などの本来の業務以外で臨時的に発生するごみについても、事業系ごみになり、事業者の責任において適正に処理しなければなりません。処理方法は、自ら施設へ持ち込むか、市が許可した許可事業者に収集・運搬を委託するかになります。
※ 事業活動とは、店舗、会社、工場、事務所などの営利を目的とする活動だけでなく、病院、学校、社会福祉施設、官公署等が行う公共サービス等の活動も含まれます。
【参考】一般廃棄物、産業廃棄物の詳細は、岡山県産業廃棄物協会ホームページ<外部リンク>等を参考にしてください。