新年度が始まり二月が経ちますが、進学・進級等の新たな環境にも少し慣れてきた頃でしょうか。
この度はシーバスに乗って、学問の神様、菅原道真公ゆかりの地であります、八浜町大崎の「硯井の井戸」と「硯井天満宮」に行ってみました。
平安時代、菅原道真公が都(京)から左遷され、船で太宰府に向かう途中でこの地に立ち寄られました。その際、海中の砂のくぼみから水が湧き出ているところがあったため、硯にすくい、墨をすって、「海ならず たたえる水の底までも 清き心を月ぞ照らさん」と歌を詠んだ伝説があります。
このため、後に、この水の湧く所に井戸が作られ、丘の上に天神宮(硯井天満宮)が創建されることとなりました。
硯井の井戸は、木漏れ日がとても心地よい静かな環境にあり、また、硯井天満宮も、大きな樹木に囲われて荘厳な雰囲気に包まれます。是非、シーバスで立ち寄ってみてください。
硯井の井戸、硯井天満宮に行ってみた! [PDFファイル/187KB]