地方自治法第233条第6項に基づき、一般会計の決算を報告し、関連書類として、一般会計、各会計の決算状況と、普通会計の概要を掲載します。
一般会計決算は、予算額244億3,905万円に対し、歳入234億9,247万円(対前年度比0.2%減)、歳出227億1,999万円(対前年度比0.4%増)となりました。
歳入歳出差引額から翌年度への繰越財源を除いた実質収支額は7億1,881万円の黒字、前年度からの繰越金を除いた単年度収支額につきましては1億8,521万円の赤字となっています。
前年度と比べると、歳入のうち、市税では個人市民税が3,300万円の増となった一方で、法人市民税が3億4,900万円の減、固定資産税が1,200万円の減となったことなどから、市税全体では3億4,300万円の減収となっています。
その他の歳入科目として、国庫支出金では生活保護扶助費負担金および臨時福祉給付金給付事業費補助金の減少等に伴い、2億9,700万円の減となっています。
市債は、減収補てん債の増等に伴い、4億3,200万円の増となっています。
歳出の特徴としては、「たまの創生総合戦略」に基づき、将来的な本市の発展に向けた施策の推進を図りました。
一方で、玉野市行財政改革大綱に基づく財政健全化の取り組みにより、事務事業の見直しを進め、長期的な財政運営が可能となるよう体質改善に努めるとともに、公共施設の再編等に備え、公共施設等整備基金積立金に5億2,000万円の積立を行いました。