【副業人材活用推進事業】副業プロ人材インタビュー（中山　拓哉 氏）

中山　拓哉 氏（支援先：邦美丸）

○支援概要
　・支援先 ：邦美丸（玉野市胸上１１０９－５）
　・事業内容：漁業
　・テーマ ：「受注漁」という新たな漁法、販路拡大にご支援ください！

写真：副業プロ人材　中山 氏

自己紹介をお願いします

　2016年慶應義塾大学商学部を卒業後、外資系IT企業に入社し、金融機関のお客様への営業を１年間行ったのち、2017年に農家・漁師から直接食べ物を購入できる産直EC（CtoC）サービス「ポケットマルシェ」を運営する株式会社雨風太陽（旧社名：株式会社ポケットマルシェ）へ創業初期に入社。出品者である一次生産者（農家・漁師）の獲得および販売サポート業務の他、自治体・企業連携業務、カスタマーサポート部門の立ち上げや商品の企画・商流構築などを行ってきました。
　その後2023年8月より、東日本電信電話株式会社（NTT東日本）に入社し、一次産業関連の新規事業立ち上げ担当として従事しているほか、「日本の隠れたワクワクを見える化する」をビジョンに掲げ、様々な業種の事業者様や自治体様の商品開発やブランディングのサポート等を個人事業として行っています。

なぜ副業を始めようと考えたのか教えてください

　自らのこれまでの経験を活かし、地域のワクワク少しでも増やしていきたいと考えたからです。

この事業者の求人へ応募した理由を教えてください

　邦美丸様は全国で初めて、オンラインやSNSで事前に注文が入った分だけの魚を獲る「完全受注漁」という新たな漁法に取り組んでおられました。これは「注文が入ってからしか漁に出ない」、「仮に獲れすぎたら注文のない魚は海へ戻す」というもので、資源の乱獲を防ぐものです。
　私はこの「完全受注漁」というお考えに共感し、かつて現場を訪れ、一緒に船に乗せていただいたこと＜外部リンク＞があったのですが、そんな邦美丸さんが今回副業人材を募集されていたことを知り「ご一緒させていただくしかない！」という思いのもとエントリーいたしました。

　・実際の求人内容をぜひご覧ください＜外部リンク＞

このプロジェクトでの課題解決の見通しと意気込みを聞かせてください

　邦美丸様はご夫婦で漁業を営まれている小規模な経営体です。そんな邦美丸様は「より多くの方に受注漁という取り組みを知ってもらい」、「受注漁でもしっかり”稼げる”ということを伝えたい」という考えを持たれています。
　ご夫婦のこの想いを実現すべく、取組みを多くの方に知っていただき全国に共感者を増やす仕組みを共に作り上げていきたいと考えています。

当初の想定よりうまく進んでいるポイントや苦労している部分があれば教えてください

　概ね良好に進められてます。オンライン会議を中心にやりとりさせていただいており、そこで決まった細かな確認などをFacebookのメッセンジャーを通して行うことでシームレスなやりとりが実現できています。

副業プロ人材としてどんな働き方をしていくか、今後の計画や想いを教えてください

　人生が80年あったとして、人はそのほとんどを働いて過ごしています。だからこそやりたくない仕事をして無為に過ごすのではなく、「自分がワクワクを感じられる働き方をする」、「自分の経験を活かし多くの人にgiveする」ということを意識しながら色々なお仕事にチャレンジしていきたいと思います。

このプロジェクトに関わる中で、玉野市についてその印象を教えてください

　前述の通り、一度だけ訪問もしましたが瀬戸内の美しい海に面し、穏やかで過ごしやすい街だと感じました。また、本「副業人材活用推進事業」をはじめ、さまざまな先進的なお取り組みもされており、素晴らしく思います。

関連リンク

・副業人材活用推進事業　協定式のページへ
・副業人材活用推進事業　支援候補事業者決定のページへ
・副業人材活用推進事業　支援の様子をご紹介 No.1のページへ
・副業人材活用推進事業　支援の様子をご紹介 No.2のページへ

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