住宅用火災警報器は設置していますか?!
住宅用火災警報器を設置してください!!
住宅用火災警報器の設置は義務です!
皆さんの住宅には住宅用火災警報器は設置されていますか?
現在、火災予防条例により、すべての住宅において住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。
玉野市管内において、R2年度の住宅用火災警報器の設置率調査結果では、設置率は72.0%であり、28.0%の住宅には、まだ設置されていない状況となっています。
この数字は、全国の設置率:82.6%、岡山県の設置率:77.5%(R2年度調査)と比較しても、かなり低い数字となっています。
住宅火災による死者のうち、約半分が「逃げ遅れ」によるものと言われています。この「逃げ遅れ」による死傷者の発生を防ぐためには、住宅用火災警報器の設置が不可欠です。
1日も早く、市内のすべての住宅に住宅用火災警報器が設置されますよう、皆様のご協力をお願いします。
住宅用火災警報器についてのあれこれ
住宅用火災警報器とは?
住宅用火災警報器とは、火災より発生する煙や熱に反応し、音や音声により警報を発して火災の発生を知らせてくれる機器で、代表的なものとして「煙式(光電式)」と「熱式(定温式)」があります。また、火災を感知した住宅用火災警報器だけが警報を発する単独型と、火災を感知した住宅用火災警報器だけでなく、連動設定しているすべての住宅用火災警報器が警報を発する連動型がありますが、火災が起きた時に、ご家族がいち早く気づくことができたり、留守の場合でも、近所の方や通行人などが火災に気づく機会が増え、早期通報につながる場合があるため、連動型の住宅用火災警報器の設置を推奨します。
どこに取り付ければ?
取り付ける場所は、火災予防条例で決められていて、一般的な2階建て住宅の場合では、寝室として使用する部屋と、寝室がある階の階段(階段を上がった所)に設置が必要です。就寝中の逃げ遅れ防止に重点を置いているため、台所については設置を義務づけられていませんが、火災の発生しやすい場所であるため設置することを推奨しています。
どこで購入できる?
お近くのホームセンターや電器店などで購入できます。また、通信販売でも購入できます。価格については、メーカー、種類、機能等により異なりますが、最近では単独型で1個3,000円程度で購入できます。(連動型のものは1個あたりの単価が少し高くなります。)
交換時期は?
交換の目安は、住宅用火災警報器を設置して10年です。住宅用火災警報器は、古くなると電子部品の劣化や電池切れなどで火災を感知しなくなることがあるため、本体の交換が必要です。
住宅用火災警報器は一般ごみとして廃棄できます。玉野市ごみ分別辞典を参考にして、分別して出しましょう。
悪質な訪問販売にご注意を!
悪質な住宅用火災警報器の訪問販売などには、十分注意してください!
玉野市消防本部では、毎年、住宅用火災警報器の設置率の調査を実施しているため、消防職員がお宅に訪問し、玄関先で聞き取り調査を行うことはありますが、住宅用火災警報器の販売や、点検などの名目で、現金を徴収することは一切ありません。不審な事案があった場合は、すぐに消防本部予防課まで連絡してください。
本当に市内であった、住宅用火災警報器を設置していて良かった話
その1 [PDFファイル/30KB] その2 [PDFファイル/28KB]
その3 [PDFファイル/30KB] その4 [PDFファイル/33KB]
その5 [PDFファイル/36KB] その6(最新) [PDFファイル/72KB]
パンフレット等
玉野市消防本部配布用パンフレット 住宅用火災警報器パンフレット[PDFファイル/432KB]
一般財団法人 日本防火・防災協会 住宅用火災警報器の適正な設置と維持管理マニュアル [PDFファイル/4.71MB]
一般財団法人 日本防火・防災協会 もしも住宅用火災警報器が鳴ったら [PDFファイル/4.73MB]