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消防車から泡?

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0021169 更新日:2021年8月16日更新

泡による消火戦術

  玉野市消防本部では平成30年度と令和元年度にCAFS(キャフス)搭載のポンプ車を導入しており、住宅火災でも泡による消火を行うことがあります。

東A1

 キャフス搭載車両

 東分署に配備の消防ポンプ自動車

 

 

西P1

 

 

 

 キャフス搭載車両

 西分署に配備の消防ポンプ自動車

 

CAFS(キャフス)とは?

 CAFS(キャフス)とは、Compressed Air Foam Systemの頭文字をとっており、圧縮空気泡消火装置という意味です。

 消火薬剤を高圧の空気で混ぜて泡を作る装置で、消防車の中に装備されています。 

 

CAFS(キャフス)の特徴は?

 CAFS(キャフス)による消火の特徴は高い冷却効果と再着火防止、輻射熱を反射することにあります。CAFS(キャフス)の泡は軽く、落下しにくいため、可燃物に密着し浸透します。そのため再燃の可能性が低くなります。

 また、圧縮した空気泡は水の消費を抑えます。少ない水量で効率よく消火するため、消火による水損が以前の消火方法に比べ少なくなります。さらにホースの重さも軽く、屋内でも消火活動をしやすくなります。

 

キャフス泡状況

 

 キャフスの泡の状況

CAFS(キャフス)で使用する泡の成分は?

 CAFS(キャフス)で使用する泡の成分は人畜無害です。

 成分としては、天然成分由来の界面活性剤を主成分としています。つまり石けんやシャンプー等と同じです。

 また、放水後の泡は自然と消えていきます。成分が石けんやシャンプーと同じなので環境にやさしいものになっています。

 

訓練でも使用するの?

 火災現場で使用するためには、訓練により、スピーディに使用できるようになることが必須です。

 訓練が終了してすぐには、CAFS(キャフス)の泡がまだ消えていないことがありますが、人畜無害で、環境にやさしいものですので、ご理解のほどよろしくお願いします。

 

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