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「なりすまし」による詐欺にご注意ください!

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0037386 更新日:2024年9月10日更新

「私は大丈夫」と考えていませんか?

 現在、玉野市内において、銀行員、市職員、警察官、親族等に「なりすまし」て接近し、お金をだましとる特殊詐欺の手口が横行しています。

 「私は大丈夫」と考えてしまっていませんか?
騙そうとする者は、言葉巧みな話術や、演出を用いてきますので、油断することはできません。

騙そうとしてくる話術、演出の一例

  1. 「還付金の手続きのため、ATMへ!」
     「今すぐ手続きしなければ還付されません」などと、言葉巧みに話してきます。
  2. 「会社の小切手が入ったカバンを電車に忘れた!今すぐお金がいるから助けて!」
     「急がないと大変なことになる」などと、強調してきます。
  3. 「銀行口座(クレジットカード)が悪用されているので、カードを預かります!」
     「このままでは、もっと被害額が大きくなりますよ」などと、不安感をあおってきます。

 騙そうとしてくる者は、電話をかけてくることもあれば、自宅を訪問してくることもあります。

どのように対応すればいいの?

 実際に電話があった時は、どうすればいいのでしょうか。答えは一つです。
すぐに電話を切ってください!

 相手の言うことを「理解しよう」とする必要はありません。
相手はあなたを騙そうとしているのですから。

 「話を理解した上でお断りしよう」とする必要もありませんし、電話の切り方のマナーなんて、もはや必要ありません。
相手が何をしゃべっていても、問答無用で受話器をおいてください。

 騙そうとする者が自宅を訪問してきた場合も同様です。「インターホンを切る」、「玄関の戸を開けない」ことはもちろんですが、もし玄関の戸を開けて対応してしまっている時は、「話すことはありません、お帰りください」と強く言い、玄関を閉めてください。

心づもり(準備)をしておきましょう!​

 すぐに電話を切れるように、心づもりをしておきましょう。
難しい心づもりではありません。

  1. 下記の相談窓口があることを知っておいてください。
  2. そして、「お金の話」に関係すると思ったら、すぐに電話を切って相談窓口に電話すると、今、心に決めてください。

相談窓口

 ♯9110(警察総合相談窓口) または

 188(消費者ホットライン)

 ​
 「 私は大丈夫」と構えていると、相手の話が本当なのかどうか、「判断」しようとしてしまいがちです。相手はその「判断」を言葉巧みに切り崩してきますので、話を聞いているうちに騙されてしまうことがあります。

 電話を途中で切るのは不安が残るかもしれませんが、安心して電話を切ってください。その不安も丸ごと、相談窓口でお聞きします。

私は大丈夫と考えていませんか? 車の運転に例えてみます。

 車の運転は、「認知」・「判断」・「操作」で成り立ちます。

 騙そうとする人は、その「判断」を揺さぶってきます。運転に例えると、交差点で本当は右折するところを、あたかも正しいように、「そこの交差点は左折!左折!」と言ってきます。
 「私は大丈夫」と思っている方、これまで車を運転する場面で、ついつい「本当?」と左折してしまったこと、ありませんか?

 特殊詐欺対策で大事な心づもりは「操作」です。とにかく「お金に関係する話」が出たら、「すぐに電話を切る」といった行動や、「インターホンを切る」、「玄関の戸を開けない」等の行動が大切です。

 「判断」は、相談窓口に相談です!

特殊詐欺犯の狡猾なテクニックを詳しく知ろう!

玉野警察署管内防犯連合会、玉野警察署が作成した特殊詐欺に関するパンフレットでは、「忍び寄る恐怖、驚愕のテクニック」など、手口等が分かりやすくまとめられています。

特殊詐欺に関するパンフレット [PDFファイル/1014KB]

 

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