「玉野市民憲章」及び「市花・市木・市魚」、「玉野市歌」
玉野市民憲章(昭和45年8月制定)
瀬戸内の美しい自然に恵まれた私たちは、郷土の発展とおたがいの幸福を願って、この憲章を生活のささえとします。
  1 健康で、明るくはたらきましょう。
  2 みんな仲よく、助けあいましょう。
  3 きまりを正しく、守りましょう。
  4 緑と花のまちを、育てましょう。
  5 世界に伸びる玉野をつくりましょう。
市の花「つつじ」(昭和45年8月制定) 
 ツツジ科に属し、春から夏にかけて美しいピンクや朱色などの花をつける多年生の花です。
 この地方のつつじは「コバノミツバツツジ」と「ヤマツツジ」の2種類が多く、自生ばかりでなく各家庭で容易に栽培ができ、市民になじみの深い花です。
市の木「ばべ」(昭和45年8月制定) 
 標準和名は「ウバメガシ」といい、ブナ科に属し、暖地で沿海地に自生・群生する常緑喬木です。
 「どんぐり」と呼ばれる実から繁殖し、潮風に強く光沢のある厚葉は、盆栽、庭木、生垣によく利用され、本市を代表する貴重な木です。
市の魚「めばる」(平成9年8月制定) 
 標準和名は「カサゴ(笠子)」といい、頭が大きくとげを持った姿が笠をかぶったようで、顔に愛嬌があり、目も大きいことから本市では「めばる」と呼ばれています。
 本市周辺でもよく釣れ、食べておいしく、瀬戸内の小魚の代表格として、市民に親しまれている魚です。
玉野市歌(昭和25年8月制定)
1950年(昭和25年)の市制10周年を記念し、市民音頭「玉野音頭」と併せて制定されました。市歌・市民音頭のいずれも懸賞募集に拠らず市歌は作詞を詩人の壺井繁治、作曲を声楽家の関忠亮に、音頭は作詞・作曲ともソングライターの三木鶏郎に依頼しました。
その他、玉野市に関連する楽曲としては市歌と「玉野音頭」の他に、1970年(昭和45年)の市制30周年を記念して発表した水前寺清子の「花咲く玉野」「明るい玉野」、また、1990年(平成2年)には、市制50周年記念として、岸千恵子の「玉野いきいき音頭」があります。
2022年(令和4年)には市のYouTubeチャンネルで市制60周年記念式典において斉唱された市歌の公式音源を公開しています。
作詞 壺井繁治
作曲 関忠亮
  1 うみぐにの
     うみぞいのまち
     せとのしお
     そのみちひきに
     あけくれる
     われらのまちの
     いとなみよ
     ああ、たまの
     ひかりあるわれらのまち
  2 りくにいき
     くらしのあせを
     ながしては
     うみにむかいて
     むねひろげ
     こゝろひとつに
     きづくまち
     ああ、たまの
     あすへのぶわれらのまち
  3 うのとたま
       ひびをあつめて
       だいたまの
       でふねいりふね
       ぞうせんに
       とどろきやまぬ
       わがまちよ
       ああ、たまの
         ちからあるわれらのまち
  4 しまじまを
       みさきをむすぶ
       かよいぶね
       こゝはしこくと
       ちうごくを
       むすびはんかな
       なみとまち
       ああ、たまの
     さかえゆくわれらのまち
  5 ほをあげて
       すすむがごとき
       われらには
       かぜもあらしも
       なにものぞ
       こころひとつの
       われらには
       ああ、たまの
       すすみゆくわれらのまち
  6 ひるもよも
       ひびきのなだの
       なみをきき
       なみにせかいの
     こえをきき
       へいわめざして
       すすむまち
       ああ、たまの
       へいわなるわれらのまち

