工事現場からの火災をなくそう
先日、東京都内において、建築物の外壁付近で溶断作業中に発生した火花が、アスベストの飛散防止を目的として使用されていたプラスチックシートに着火し、階をまたいで延焼する火災が発生しました。
この火災は、火花を発する作業に対する防火管理が不十分であったことが主な原因と考えられており、今後同様の事故を未然に防止するため、以下のとおり火災予防上の注意喚起を行います。
作業に携わる皆様へのお願い
玉野市火災予防条例第30条の規定に基づき、火花を発する作業を行う際には、以下のような防火管理措置を徹底していただきますようお願いいたします。
【火災予防上必要な措置の例】
- アスベストの飛散を防止するプラスチックシートについては、難燃性または不燃性の素材を使用すること。
- 火花の発生が予想される作業場所では、可燃性のシート類を設置しないこと。
- 必要に応じて、防炎シートや火花防止カバー等の設置を行うこと。
- 作業終了後は、火気の完全な消火を確認し、周辺の安全確認を徹底すること。
火災は一瞬の不注意から重大な被害につながる恐れがあります。市民の皆様の生命・財産を守るため、事業者および作業従事者の皆様におかれましては、防火管理の再点検と徹底をお願いいたします。