木造住宅密集地の火災に注意してください!!
木造住宅密集地の火災
木造住宅密集地での火災は、火災が延焼しやすく大規模火災になる大きな危険性があります。
もともと避難や消火活動の支障要因が多いのに加え、火災発生時には建物間の延焼拡大も速く
広域の火災になり人的・物的被害が大きくなる可能性が高まります。
また、震災時には建物倒壊等による出火のリスクも高まります。
なぜ火災が大規模になりやすいの?
・建物の密集
建物同士の間隔が狭く、火の粉が隣家に簡単に飛び移ります。
・狭い道路
道路が狭いため、消防車が火災現場に進入できず、消火活動が難しくなります。
・建物の老朽化
老朽化した木造建物は、外壁や窓枠の隙間から外気が入りやすく、燃焼が進みやすい構造になっています。
・気象条件
乾燥した日や強風の日には、火災が拡大するリスクが高まります。
個人でできる対策
・住宅用火災警報器の設置
火災の初期段階での警報を発し、避難を促します。
・火の元の整理整頓
コンロやストーブなど、火の近くには常に整理整頓を心がけます。
・建物の防火性能向上
可能であれば、防火性の高い屋根材、外壁材、内装材を使用するといった対策があります。
「住宅防火 いのちを守る 10のポイント」 [PDFファイル/332KB]


