「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に、気象庁から発表される情報です。情報名の後にキーワードが追記されたものが発表されます。
例)南海トラフ地震臨時情報(調査中)
政府や自治体から、キーワードに応じた防災対応が呼びかけられますので、呼びかけの内容に応じた防災対応をとってください。
キーワードに応じて、以下の防災行動をとってください。
▶南海トラフ地震臨時情報(調査中)
個々の状況に応じて避難等の防災対応を準備・開始し、今後の情報に注意してください。また、地震発生から最短2時間後に観測された異常な現象の調査結果が発表されます。政府や自治体からキーワード(巨大地震警戒、巨大地震注意または調査終了)に応じた防災対応が呼びかけられますので、それぞれの内容に応じた防災対応をとってください。
▶南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)
日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をする必要があります。地震発生後の避難では間に合わない可能性のある住民は1週間の事前避難を行う必要があります。
▶南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)
事前の避難は伴いませんが、日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をしましょう。
▶南海トラフ地震臨時情報(調査終了)
地震の発生に注意しながら通常の生活を行いましょう。ただし、大規模地震発生の可能性がなくなったわけではないことに留意しておきましょう。
詳細は、次の内閣府ホームページをご覧ください。
・内閣府防災情報ホームページ:南海トラフ地震臨時情報が発表されたら!<外部リンク>