現在、玉野市のハザードマップ(本図)では、平成16年台風第16号(以下「T0416」という。)の中心気圧や移動速度の観測データ、T0416に基づく複数の台風経路、潮位が所定の高さを超えると海岸堤防が決壊等の想定の要素も加えた高潮浸水シミュレーションにより、想定される浸水の区域(浸水区域)、水深(浸水深)を表示しています。(想定最大規模の浸水想定区域図は、別図として表記しています。)
※想定最大規模の浸水想定区域図の概要については、下記リンク先を参照してください。
【 岡山県防災砂防課HP https://www.pref.okayama.jp/page/758511.html<外部リンク> 】
▶高潮浸水シミュレーションでは、複数の台風経路で高潮を発生させ、沿岸各地点で最大となる潮位偏差(潮位と天文潮の差)を抽出し、T0416襲来時の天文潮と異常潮位を加えて沿岸の潮位を設定するとともに、海岸堤防等は、越波流量(海水が堤防等を越えて背後地に流入する水量)が堤防等の延長1mにつき毎秒 0.05 立方メートルを越えると決壊する条件にしています。また、洪水との同時生起は想定しておらず、河川流量は設定していません。
▶高潮浸水シミュレーションによる再現が困難である局所的な地盤の凹凸や建築物の形状、雨水出水(内水)などの影響により、実際には、浸水想定区域外で浸水が発生する場合や、浸水深が想定より大きくなる場合があります。
▶無着色の箇所は「河川・湖沼等の水面」又は「浸水想定区域外」のいずれかとなります。
▶地形データは、平成26 年度及び平成27年度に測量されたものを使用しているため、現状と異なる場合があります。
▶海岸の堤防等は、平成30年度時点の整備状況を考慮して高さ等を設定しているため、現状と異なる場合があります。
▶本浸想図については、今後の見直しは考えておりません。