玉野でスポーツや文化などの分野で活躍する人のインタビュー記事を連載しています。
第12回は、ブレイキンで活躍する荘内在住の澤井菜々花さん(ダンススタジオバーテックス所属・玉野高校1年)にインタビューしました。
ブレイキンは、日本ではブレイクダンスとも言われるダンススポーツの一種で、2024年パリオリンピックの新種目に採用されるなど注目の競技です。
2月には全国大会へ出場するなど、玉野から全国へはばたく澤井さんの活躍をみんなで応援しましょう!
澤井 菜々花さん
小3の頃に友人に誘われてダンススタジオに通い始めました。最初はヒップホップダンスを習っていましたが、同スタジオでブレイキンを踊る先輩たちのかっこいい姿に憧れ、小5の頃からブレイキンを習い始めました。
ブレイキンの試合は、当日発表される楽曲に合わせて、自分の技のレパートリーから構成を考えて即興で踊ります。そのため、個性を活かした自分らしい技を出せるのがブレイキンの魅力だと思います。
岡山市のダンススタジオに週6で通い、スタジオが休みの日には自宅で、平日は3~4時間、休日は7~8時間のペースで練習しています。
最近はダンススタジオで、世界大会で審査員を努める講師を招き、基礎から指導していただいたり、自分だけのオリジナルムーブを考えて練習したりしています。
また、同スタジオには世界で活躍する選手も在籍しているので、世界レベルの技を間近で体験し刺激を受けています。
自分の強みである、柔軟性やバランス感覚を生かした技が得意です。中でも、逆立ち状態からえび反りで体勢を維持する「シャチホコ」や、さらにここから顎を地面に近づける「アゴ落ち」はオリジナルムーブでもあり、得意技です。
将来はオリンピックに出場するなど、世界で活躍する選手になりたいです。世界大会へ出場するには、国内大会で優秀な成績を残してポイントを獲得し、国内ランキング上位へ入る必要があります。まずは今年度開催される「JDSFブレイキン選手権」の中国四国ブロックで優勝して全国大会の出場権を獲得し、前回果たせなかった全国大会優勝を目指して日々練習しています。
広報たまの令和5年5月号