玉野でスポーツや文化などの分野で活躍する人のインタビュー記事を連載しています。
第18回は、個人競技のウエイトリフティングで活躍する宇野中学校3年生の大嶋志歩さんです。
大嶋 志歩 さん
玉野スポーツセンターの水泳教室に通っているときに、現在のコーチから声がかかり、姉と一緒に始めました。
当時小学1年生で、最初は跳び箱やマット運動などの体操から始め、体を慣らしてからシャフトと呼ばれる重りをつける軸の棒に触れました。子ども用のシャフトは3kgと5kgがあります。そこに「ディスク」と呼ばれる重りをつけます。最初は1kgくらいから始めます。
毎週水曜日に1.5時間の練習と指導を受け、金曜日に1時間程度の自主練習をして、指導を受けたことをできるようにしています。
また、月曜日は2時間程度、保育園のころから続けているサッカーの練習をしています。
個人競技なので、自分の頑張りが結果に反映されることです。
また、試合は対戦相手よりも1kgでも重いものを上げると勝ちです。練習では上げられなくても試合で上げられるということもよくあるので、最後の最後まで結果が分からないことも魅力です。
71kg級で優勝しました。3回ずつバーベルを持ち上げて合計を競いますが、「クリーン&ジャーク」で73kgと「スナッチ」55kgを持ち上げてトータル128kgと、大会新記録でした。
「クリーン&ジャーク」は、まず「クリーン」でバーベルを一旦肩の高さまで持ち上げ、その後の「ジャーク」でバーベルを肩の高さから頭上まで持ち上げる二段階動作のことを言います。「スナッチ」は、床から頭上までバーベルを一気に引き上げます。私は、自分のタイミングで持ち上げられる「クリーン&ジャーク」が得意です。
中学校卒業までにある2回の試合での優勝です。
また、春までにトータル140kgを持ち上げられるようになりたいです。そして、高校3年生までにトータル180kg持ち上げて、インターハイに出場したいです。志望校に受かるよう、高校受験も頑張りたいです。
広報たまの令和5年11月号