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玉野で活躍する人「たまのスター」Vol.16 岡山商科大学サークル番田芋プロジェクトIMOラボ同好会

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0049864 更新日:2025年7月24日更新

 本市は、“晴れの国おかやま”の中でも日照時間が長く、「晴れのまちたまの」と言われています。空が晴れているので、夜空に輝く星も美しく見えます。
 玉野で星のように光り輝き、活躍する人「たまのスター」のインタビュー記事を連載しています。
 第16回は、岡山商科大学の番田芋プロジェクト「IMOラボ同好会」で活動する平井脩汰さん(4年生)と尾関杏さん(1年生)です。

(取材日 6月7日)

番田芋を沢山の人に広めたい!


番田芋プロジェクト

番田芋プロジェクト(IMOラボ同好会)のみなさん

サークルに入ったきっかけは。

番田芋プロジェクト

平井さん 教員に誘われたことと、実際に玉野市内の農園を訪れ、作付けの手伝いをしたときに食べた焼き芋が美味しかったことがきっかけです。番田芋の生産者の現状や課題に触れ、番田芋を未来につなげたいと思い、加入を決めました。
 また、これまで野球に打ち込んでいましたが、引退を考えた時、「何か他のことに挑戦したい」と思っていました。番田芋プロジェクトであれば地域の方々と関わりながら自分が成長できそうと感じたことも加入を決めた理由の1つです。
尾関さん もともと地域の魅力を、情報や商品企画を通して発信することに関心があったため、地域と関われる活動に魅力を感じていました。そんな中、オープンキャンパスで平井さんのプレゼンを聞き、加入したいと思いました。また、祖母の住む玉野市での活動を通じて、私自身も玉野について知りたいと思い加入を決めました。

普段の活動は。

番田芋プロジェクト

2人 番田芋の産地維持を目指し、市内の農園で芋の作付けを行ったり、企業と連携して商品を開発し、その商品をどのようにイベントで販売するかの検討をしたりしています。実際に、これまで、焼き菓子やどら焼きの開発をしてきました。 
 また、地元の子どもたちへ番田芋のおいしさを伝えるため、玉野市の小中学校に出す給食の新メニューを、給食センターや地元企業と連携して開発しています。現段階では、番田芋を入れた味噌汁を計画しています。その他にも、番田芋の認知度を上げるため、給食中に番田芋の紹介動画を流すことや、子どもたちに番田芋に関するアンケートを回答してもらうことを考えています。これらの取り組みにより番田芋の若い人への認知度を向上させ、小中学生が将来、番田芋を育ててくれると良いなと思っています。

今まで印象に残ったことは。

平井さん 今年度、1年生が多く加入してくれたため、組織化しました。人事部や広報部などを作り、それぞれに仕事を割り振って効率化を図っています。マネジメントに苦戦していますが、良い経験になっています。
尾関さん 加入してすぐ商品の販売を手伝いました。お客さんと接することがとても楽しかったです。お客さんと会話するときは、親しみやすさを持ってもらえるよう意識してお客さんの呼び込みを行いました。
2人 玉野の人はとてもフレンドリーで話しやすく、温かい人が多いことが、活動していく中で印象的でした。

今後の活動は。

番田芋プロジェクト

 2人 今後は、イベントにたくさん出店したり、子どもたちに向けた芋ほり体験や、親子での料理教室を企画したりするなど、子どもたちに番田芋の良さを広げる活動に力を入れたいと思います。最近、インターネットで番田芋の間違った情報が発信されていることがあるので、SNSを活用して正確な情報発信や、イベントの告知をしていきたいと考えています。また、以前開発をしましたが、販売まで至らなかった商品があるので改良して販売できたらと考えています。

 

番田芋プロジェクトインスタグラム

https://www.instagram.com/sweetpotato_banda/                                                                      

 

シティプロモーション推進室より

 今回、番田芋の作付け時に取材させていただきました。作付けの様子も見学させていただきましたが、コミュニケーションをしっかりとりながら楽しく活動をしている様子が印象的でした。番田芋は、海の近くで潮風の影響を受けて育っているため、糖度が非常に高いことが特徴だそうです。若い世代へ番田芋の認知度が広がり、今後、番田芋の生産に携わる人が増えることを願います。

掲載場所

広報たまの令和7年8月号

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