玉野でスポーツや文化などの分野で活躍する人のインタビュー記事を連載しています。
第17回は、玉野ギター・マンドリンクラブ(市文化協会)の発足メンバーとして50年以上活動している、浜口 二三次さんにインタビューしました。
同部は、ギターやマンドリン、コントラバスなどの弦楽器を中心にパーカッションを加えた演奏会を10月1日(日曜日)に荘内市民センターで開催します。ぜひコンサートにもご来場ください。(関連記事・広報たまの10月号6ページ)
浜口 二三次 さん
中学生のころに友人からギターを譲り受け、独学で練習を始めたのがギターとの出会いです。
その後、社会人になってすぐ、市内の楽器屋で自分の知らない奏法でギターを演奏する人に出会い感動し、その人に師事するようになりました。
当時、同様に教えを受けていた3人に師匠と私を加えた5人で玉野ギタークラブ(現在の玉野ギター・マンドリンクラブ)を立ち上げ、ギター演奏を中心に50年以上活動しています。
ギターやマンドリンなどの弦楽器は、たくさんの奏法により豊かな音が表現ができるため、その奥深さを追求していくことが楽しいです。
一人で演奏して楽しむこともできますが、複数人で演奏(アンサンブル)することで音が重なり美しい響きを感じられ、さらに音楽をつくり上げる気持ちが一つになり、演奏の一体感や達成感を得られることが魅力だと思います。
演奏会で最後の曲を演奏しきった時には、今でも毎回感動してしまいます。
現在、約20人のクラブ員で、年に1回の定期演奏会を開催するほか、イベントなどの出演依頼を受けて演奏することもあります。
普段は、演奏会に向けて月2回、市民センターなどで定期的に集合して練習し、演奏や奏法についての情報交換なども行っています。
また、最近ではプロの指揮者を招いて指導を受けたり、県内外のギター・マンドリンクラブの人と一緒に演奏したりするなどの交流もあり、様々な刺激を受けています。
根っからの音楽好きが集まっているクラブなので、興味のある人はぜひ一緒に活動しましょう。
「第52回玉野ギター・マンドリンクラブ定期演奏会」は、2部構成になっており、1部は皆さんに聞き馴染みのあるようなポピュラー音楽を演奏し、2部はマンドリンのために作曲された曲を演奏します。
演奏は、ギターとマンドリンの掛け合いにコントラバスやパーカッションを加えた編成を予定しており、楽器や奏法による音の違いや表現力の豊かさ、躍動感などを感じてもらえると思います。
入場無料で開催しますので、初めての人もぜひご来場ください。
広報たまの令和5年10月号