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玉野で活躍する人「たまのスター」Vol.13 Tamano Beads 横山さん、横田さん、伊東さん

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0047368 更新日:2025年4月25日更新

 本市は、“晴れの国おかやま”の中でも日照時間が長く、「晴れのまちたまの」と言われています。空が晴れているので、夜空に輝く星も美しく見えます。
 玉野で星のように光り輝き、活躍する人「たまのスター」のインタビュー記事を連載しています。
 第13回は、玉野市の学生ボランティアチーム「Tamano Beads(タマノビーズ)」として活動する、横山咲季さん(大学生)、横田未来さん(大学生)、伊東晃平さん(高校生)です。

(取材日 3月20日)

学生・若者が輝ける場所があります!

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Tamano Beadsの皆さん

「Tamano Beads」​立ち上げのきっかけは。

たまのびーず5

横山さん 私は、平成30(2018)年ごろ、瀬戸内国際芸術祭を訪れた外国人とアートや魅力について交流する市の事業「スチューデントガイドプログラム」に参加していました。参加したプログラムは受動的だったので、今度は自分たちが主体になってやってみようと思ったのがきっかけです。
横田さん 横山さんの発案で、参加者を募り、令和4(2022)年にチーム名を決めて、高校生や大学生など7人で活動を始めました。最初は外国からの観光客を対象に、イングリッシュカフェの開催や、直島での国際交流を中心に活動していました。最近は、地元にも目を向けて地域の活性化をテーマにした活動にも力を入れています。
伊東さん 私は昨年の令和5年(2023年)からメンバーになりました。もともと地域のイベントに参加することが好きで、今度は開催する側になってみたいと思ったことがきっかけで、先輩から紹介してもらい活動を始めました。

チーム名の名前の由来は。

横山さんたまのびーず2​ ​チーム名の「Beads」は手芸のビーズに由来しています。学生や若者一人ひとりをキラキラした珠と例えて、「1人でも輝いているけれど、つながればもっと輝きを増す」「輪になった円(縁)を大切に」という思いを込めています。そして、チーム名に活動拠点である「玉野」を入れたいという意見もあり、「Tamano Beads」に決めました。​
3人 ​活動開始時は7人でしたが、今ではメンバーも増え、高校1年生から大学生を中心に約20人で活動しています。岡山市や福山市(広島県)から参加するメンバーもいます。

活動内容は。 

3人 月に1回、定期的に「Tamano Beads Day」として、対面やオンラインで、情報の共有や活動の振り返り、今後についてなどのミーティングを行っています。定期的に集まることでメンバーの親睦も深まります。イベントは大体2~3か月に1度のペースで開催していて、当日が迫るにつれて、随時オンラインでの打ち合わせを重ねていきます。これまで市内で開催されたイベントの運営ボランティアに挑戦したり、自分たちでワークショップなどを開催したりして、色々な人や団体とのつながりを持つことができました。また、マッププロジェクトでは、私たちと参加者で宇野港や築港方面をまち歩きし、独自の視点で見つけたユニークで心惹かれるものを集めて「タマノビーズマップ」と名付けたオンラインマップを作成しました。同時に名刺サイズのカードも作りました。​
伊東さん 昨年は王子が岳のガイドをするにあたり、事前に玉野の歴史や景観について勉強したことで、より深く知ることができました。また、玉野のことを詳しくない人に、良さや魅力を伝えられたことが嬉しくて、とてもやりがいを感じたことが印象に残っています。​
横田さんたまのびーず3 私は、ワークショップでの出会いがきっかけで、横山さんと2人で地元のラジオに出演し、「Tamano Beads」を紹介できたことが印象に残っています。今までの活動を認めてもらえた気がして嬉しく、貴重な体験でした。また、ワークショップで、自分たちの考え方と大人の考え方の違いや玉野へ移住してきた人の話など、新たな学びや発見があり、面白いと思いました。

玉野の好きなところは。

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伊東さん​ 王子が岳を始めとした山々や渋川海岸などの海が楽しめる自然の豊かさが好きです。特に、王子が岳から見た景色は息をのむ美しさです。
横田さん 私はカフェが多いところが気に入っています。手作りケーキがおいしいお店が多いので、よく利用しています。いつ行っても、実家のようなあたたかさがあって大好きです。
横山さん ​​たくさんありすぎて困ってしまいますが、様々な活動を通して玉野というまちと真摯に向き合ってきた中で、やはり人のチカラというものを日々感じています。皆さんの「地域を良くしよう」というひたむきな熱意こそが誇るべき魅力だと思います。

今後の活動は。

横田さん 「Tamano Beads」​の原点に立ち返り、英語力を身につけて、観光客にガイドができるようになることを柱にすることで、今後も活動を継続するためのベースを固めていきたいです。​
伊東さん 大学受験もありますが、引き続き活動に参加していきたいです。渋川でビーチスポーツのイベントを開催して皆さんに楽しんでもらいたいです。​
横山さん ​​今後も若者が輝く場として、この活動は続いてほしいと思っているので、次につなげていくことを考えたいです。

シティプロモーション推進室より

 インタビューした3人は、とても生き生きと「Tamano Beads」​の活動について話してくれました。3人共、思っていることをハキハキと伝えてくれて、私が同じ年齢だったころはこんなにしっかりしてなかったなと振り返りました。学生を中心とした団体なので、卒業などでメンバーの入れ替わりもあると思いますが、これから先も玉野市で若者が輝く場があり続けることを願っています。

掲載場所

広報たまの令和7年5月号

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