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玉野で活躍する人「たまのスター」Vol.24 おかえり食堂 町野弘美さん

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0054164 更新日:2026年3月13日更新

 本市は、“晴れの国おかやま”の中でも日照時間が長く、「晴れのまちたまの」と言われています。空が晴れているので、夜空に輝く星も美しく見えます。
 玉野で星のように光り輝き、活躍する人「たまのスター」のインタビュー記事を連載しています。
 第24回は、市内で初めて常設の子ども食堂を立ち上げた、「おかえり食堂」代表の町野弘美さんです。

(取材日 2月19日)

誰もが集える居場所を作りたい!

  たまのスター おかえり食堂 町野さん
町野 弘美さん

「おかえり食堂」はどんな場所ですか。

たまのスター おかえり食堂 看板 「community lab 月日(コミュニティラボつきひ)」のスペースを借りて、月に一度の子ども食堂を開いています。中学生以下の子どもは無料で、夕食の時間帯にカレーや丼などをふるまっています。

 コンセプトは「子どもから高齢者まで誰でも集える」場所。貧困家庭の子どもや家族のみに利用を限定している子ども食堂もありますが、「おかえり食堂」は、子どもの居場所づくりや孤食防止、多世代交流を目的としているので、利用者を制限していません。誰でも利用できる場所であれば、様々な理由で困っている人も、気兼ねなく来られるのではと考えています。皆でご飯を食べればおいしくて楽しい、ということを知ってもらえたらうれしいです。

 また、ミネルバ(生涯学習センター)でも年5回、平日の昼間に食堂を開いて、小中学生や高校生の宿題を持ち寄ってもらって学習支援なども行っています。

食堂を始めたきっかけは。

 もともと学校や幼稚園、保育園などで読み聞かせを行ったり、主任児童委員として15年間活動したりといった形で、市内の子育て支援に携わっていました。委員をしながら子どもたちや保護者と知り合い、また、市内の子育てにまつわる現状を知る中で、自分も何か役に立ちたいとずっと思っていました。
 そんな中、他市の子ども食堂について知る機会があり、市内にも常設の子ども食堂を作りたいと思い、令和6年11月から始めました。

 立ち上げを決めてから、主任児童委員の仲間と、そこから徐々に人が集まり、現在では18人のスタッフと運営しています。毎月食堂を続けながら、最近では、「手伝わせてほしい」と声をかけてもらったり、食材の寄付をいただいたりすることも増えてとても助かっていますし、人とのつながりや温かさを感じてうれしいです。

活動を続ける上でのやりがいは。

たまのスター おかえり食堂 カレー たまのスター おかえり食堂 カレー2

 ​食堂を楽しみにしてくれている人が多いことにやりがいを感じています。最近では、オープン前から食堂の前で心待ちにしている子どもたちもいます。保護者からも「他の家事をする余裕ができた」「将来、子どもの手が離れたらぜひ手伝いたい」などの声をかけてもらったことがとてもうれしく、そういった声が活動のモチベーションにもなっています。

 また、子どもたちの笑顔が見られるのがうれしいです。給食ではなく、夕食を友だちと一緒に食べる体験は特別で、子どもたちにとっても新鮮でよい刺激になっているようです。やりとりをしながら、食堂のスタッフという立場で、子どもたちの成長を見守れることもとてもうれしいです。

今後の課題や目標は。

たまのスター おかえり食堂 町野さん2

 食堂を始めたころは40人ほどの利用者でしたが、地区の子どもたちやその保護者などの間で段々と輪が広がり、今では毎月100人を超える人が集まるようになりました。私たちの活動を温かく見守ってもらい、将来的には、この活動自体がより広まっていく中で、同様に子どもたちの居場所づくりのための活動をする人や団体がもっと増えたらよいと思っています。

 

シティプロモーション推進室より

 町野さんが「おかえり食堂」を始めようと考えたきっかけの一つとして、新型コロナウイルス感染症の流行があったそうです。コロナ禍以降、感染が落ち着いた現在でも、皆で一緒に食事をする機会は以前よりは減ったように感じます。今回の取材を通して、誰かと一緒に食べることで、おいしさを共有したり、人とのコミュニケーションの機会になったりと、共食は単にご飯を食べること以上に私たちに良い影響があると教えていただきました。生活に困難を抱える人に限らず、皆が楽しく食卓を囲んで食事ができるような場が市内にあることを、取材をしながら改めてとてもうれしく感じます。

広報たまの令和8年4月号

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