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玉野で活躍する18人にインタビュー(玉野市長)

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0038042 更新日:2023年12月21日更新

玉野の活気を取り戻したいと市長になりました

玉野市長 柴田 義朗

玉野市長 しばたよしろう

取材日:令和5年10月11日

プロフィール

柴田 義朗

1961年(昭和36年)玉野市出身。築港小学校、宇野中学校、玉野高校卒業後、中央大学法学部へ進学。同大学卒業後、1984年(昭和59年)に岡山県庁入庁。観光振興や私立学校への助成などを担当した後、中山間・地域振興課長、子ども未来課長を歴任し、県外からの移住促進や少子化対策、子育て支援などを推進。その後、福祉政策企画監、保健福祉部次長を務め、公立大学法人岡山県立大学副理事長兼事務局長を最後に岡山県庁を退職。2021年(令和3年)10月に行われた玉野市長選挙において初当選。現在、玉野市長1期目を務めている。

なぜ市長になろうと思いましたか?インタビューの様子1

 子どものころ賑やかで活気にあふれていた玉野が、どんどん人口が減って寂しくなっていくのを感じていました。県庁職員として、地域振興や少子化対策など、やってきた経験を活かして、ふるさとのために貢献したいと思ったのがきっかけです。友人や地元の人に後押ししてもらい、勇気を出して市長に立候補しました。

市長に就任して気づいたことは何ですか?​

 市役所は税金を使って組織的に仕事をしており、お金の使い方やルールなど、制約がたくさんあります。公約で掲げたことを実現していくためにまずは予算を捻出しなければなりませんが、市長の自由に動かせるお金はありません。しっかりと手順を踏んでやっていきたいと思います。
 また、市長1人ではまちづくりはできません。一緒に働く職員がいてこそです。職員がやる気で働き、全体として大きな力を発揮するために気持ちよく働ける職場にしたいです。それには、職員が「やらされる」よりも「やろう」と思って仕事に取り組んでもらえるようにしたいと思っています。

自分の強みをどのように活かしていますか?​

 前職の県職員としての経験や、生まれ育ったまちで土地勘があるので、玉野の良さを実体験としてPRできます。また、県の公聴広報課ではマスコミ対応をしていました。地元紙山陽新聞にもお世話になった人がいて、市長として働く上でプラスになっています。
 ただ、玉野は発信力が課題で、プレスリリースをしても目に留めてもらいにくいのではと思っています。玉野ならではの話題を発信していけるようにしたいです。

働くときに大切にしていることは何ですか?

 「真剣に、真摯に働くこと」、「誰のために働いているか根本を意識すること」、「人への思いやりを忘れないこと」の3つです。私自身、市民の幸せのために働いていることを忘れず、大切にしている言葉「仁」を胸に、市民への思いやりを体現していきたいです。
 また、行政の長としてルールを大事にすることはもちろんですが、一方で政治家として時代のニーズに応じて新たなルールを作ったり改定したりすることも必要だと思っています。

玉野のお気に入りは何ですか?だるま朝日

 やはり、海、港は玉野の大きな魅力です。渋川海岸だけでなく、東児・山田エリアの鉾島や吉浦海岸も瀬戸内海の穏やかな景色が美しく、冬には水平線と朝日が溶け合いシルエットがだるまのように見える「だるま朝日」は珍しく見ごたえがあります。また、ウォーキングが好きなので自然豊かな深山公園は絶好のスポットです。
 子どものころは、よく山に入って遊んでいました。何日か山に入らない日が続くと、落ち着かないほど、外遊びが好きだったんですよ。

プライベートと仕事の切り替えはどうしていますか?イベントの様子

 職場までは、歩いて通勤しています。そのため、家から10分程度歩きますが、歩いているうちに、今日の予定や仕事のことを考えると自然と仕事モードに切り替わります。
 反対に、家に歩いて帰りながら、仕事モードから切り替えるように意識しています。ただ、家に帰っても、資料や本を読んでいるので、なかなか切り替わらないときもあります。その時は、20分から30分ほどトランペットの練習に集中するとプライベートモードに切り替わります。

市長の裏話

 選挙戦は、市民の皆さんに顔と名前を知ってもらうために活動するのが思った以上に大変でした。
 市長になってからはプライベートでも「市長」として見られるのでラフな格好がしづらくなりました。
 また、著名人とフォーラムなどで話せたりするのは市長ならではですね。

​メッセージインタビューの様子2

 若い人たちには、「挑戦を楽しもう」ということを伝えたいです。
 置かれた状況には違いがあると思いますが、それぞれ自分がやりたいことを思い描き、実現するためにはどうすれば良いかをイメージしてください。イメージを膨らませることができれば、実現に向かって挑戦していくことで人生が豊かになります。
 挑戦を重ねる中で失敗することもあるかもしれませんが、その経験が自分の糧(かて)となるように前向きに考えてください。思いを持って取り組めば、応援してくれる人が必ず現れます。その中で生まれた人とのつながりを大切に、支えてくれる家族や先生などへは感謝の気持ちを忘れず、誰かのために動き、働くことが自分にとっても幸せにつながるのではないでしょうか。
 人生を豊かにするため、将来へのイメージを膨らませ、楽しみながら色々なことに挑戦してみてください。

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