玉野で活躍する18人にインタビュー（玉野ほほえみマリン大使）

私たちの特技を活かして世界中に玉野をＰＲしています

玉野ほほえみマリン大使　横山 咲季さん・大山 実紗代さん

取材日：令和５年11月22日

プロフィール

横山 咲季さん

2003年（平成15年）玉野市出身。第二日比小学校、日比中学校、岡山南高校を卒業後、岡山市内の大学の文学部に進学し英語を学んでいる。2022年（令和4年）から玉野ほほえみマリン大使として活動中。

大山 実紗代さん

1991年（平成3年）玉野市出身。後閑小学校、宇野中学校、玉野高校を卒業後、東京の大学の外国語学部に進学し観光について学ぶ。大学卒業後、一般企業に就職し、法人営業として働く。一旦退職し、ワーキングホリデー制度を利用して、オーストラリアに2年、台湾に2年滞在し文化を学ぶ。その後日本に帰国し、2023年（令和5年）8月から玉野ほほえみマリン大使として活動しながら、派遣社員として勤務している。

玉野ほほえみマリン大使とは

　気候温暖・風光明媚な玉野の魅力を PR する広告塔として、「ミスマリンたまの」は、1987年（昭和62年）からはじまりました。1995年（平成7年）に「玉野ほほえみマリン大使」に改名し、36年間、脈々と受け継がれてきています。
​　市内や近郊に在住（勤）の18才以上の健康な男女が審査によって毎年1人選ばれ、2年間活動します。

どんな活動をしていますか？

　主に玉野市内で開催される式典やイベントでプレゼンターを務めたり、玉野のＰＲ活動、まちのイメージアップにつながる情報を公式インスタグラムで発信したりしています。

なぜ玉野ほほえみマリン大使になろうと思いましたか？

（横山さん）
　高校生の時に玉野ほほえみマリン大使のことを知りましたが、当時は年齢が達していませんでした。大学生になったらチャレンジしてみようと思っていたところ、募集のポスターを見て応募する勇気をもらいました。マリン大使の活動を通して地元である玉野に少しでも恩返しができればいいなと思い、地元の人から愛される場所で自分にも何かできないかと思ったことがきっかけです。

（大山さん）
​　昨年ワーキングホリデーで訪れていた台湾から帰国した時に募集のポスターを見つけ、身につけた英語や中国語を活かして、地元玉野を世界中の人に知ってもらいたいと思ったのがきっかけです。自分にも何かできないかと思いました。

活動してみて気づいたことはありますか？

（横山さん）
　私は大学に入学してすぐに活動が始まったので、社会に出て何かするという経験はありませんでした。活動していると、色々な人と話をする機会があり、玉野のために尽力されている人がこんなにもいることにはじめて気づきました。さらに、玉野ほほえみマリン大使の様々な活動を通して玉野の魅力を実感し、玉野がもっと好きになり、もっと多くの人に伝えたいと思いました。

（大山さん）
　まだ活動して3か月ですが、玉野って色々なイベントをしていることにあらためて気づきました。高校を卒業してから10年ほど地元には帰ってきていなかったので、活動をする中で、玉野の魅力を知ることができたと思っています。また、学生の時から利用しているお店を見ると、「地元に帰ってきた」とホッとします。そこに変わらない魅力があると思います。

自分の強みをどのように活かしていますか？

（横山さん）
　大学で英語を勉強しているので、公式インスタグラムのキャプション（説明文）を日本語だけでなく、英語も表記するようにして、世界中の人に玉野のＰＲをしています。

（大山さん）
　横山さんと同じく、多くの人に玉野の良さをＰＲするため、私は中国語でキャプションを表記しています。

活動するときに大切にしていることは何ですか？

（横山さん）
　玉野を代表するＰＲ大使として、ふるまいや言動に責任を持って行動するように心がけています。また、大使名に「ほほえみ」が入っているので、常にほほえみを意識しています。

（大山さん）
　人に元気を与えられる大使でありたいと思っています。玉野ほほえみマリン大使は玉野の顔なので、失礼のないように気を張っています。

プライベートと活動の切り替えはどうしていますか？

（横山さん）
　制服を着て、帽子と手袋とタスキをつけると自然と気が引き締まります。逆に、制服を脱ぐと、普段の自分に戻ります。

（大山さん）
　まだ活動経験が浅く、慣れていないので、活動がある日は朝から緊張しています。あがり症なので、ずっとドキドキして手が冷たくなります。これから切り替えて慣れていきたいです。

裏話を教えてください

　普段は会えないような会社などの上の立場の人に会うことができます。
　また、プライベートでも「マリンちゃん」と声をかけてもらい、この活動をしているからこそだなと思います。

玉野のお気に入りは何ですか？

（横山さん）
　王子が岳です。気合いを入れたい時や癒やされたい時など、何かあるときには訪れて、深呼吸をしてリフレッシュする特別な場所です。

（大山さん）
　私はインドア派なので、玉野市立図書館がお気に入りです。2週間に1回は図書館へ行き、本を読んだり、1回に4冊ほど本を借りて帰ったりします。よく借りるのは自己啓発の本で、最近は世界史にも興味があります。