玉野で活躍する18人にインタビュー（二十歳の式実行委員会）

二十歳の式を盛り上げます！

二十歳の式実行委員会　委員長　　大賀　奏英さん
　　　　　　　　　　　副委員長　佐藤　綺さん

取材日：令和５年11月25日

プロフィール

大賀 奏英さん

2003年（平成15年）玉野市出身。第二日比小学校、日比中学校、玉野商工高校ビジネス情報科を卒業後、県内の大学の外国語学部に進学し英語を学んでいる。2024年（令和6年）1月に開催される二十歳の式実行委員会の委員長として式を盛り上げるための準備を行っている。

佐藤 綺さん

2004年（平成16年）玉野市出身。日比小学校、日比中学校、玉野商工高校ビジネス情報科を卒業後、2022年（令和4年）4月から市内の衣服製造業に就職し、縫製を行っている。2024年（令和6年）1月に開催される二十歳の式実行委員会の副委員長として式を盛り上げるための準備を行っている。

今はどんな学業や仕事をしていますか？

（大賀さん）
　私は、大学で外国語を学んでいます。将来、外資系企業に勤めたいと思っているので、大学生で留学したいと思っていました。そのため、休学せずに、必修科目として認められる今の大学に進学しました。来年9月から留学する予定です。

（佐藤さん）
　母が学生服を作っていたので、縫製に興味があり、自分も縫製の仕事を選びました。一枚一枚お客様の要望に沿ったオーダーメイドのシャツを手作りしています。素材や型、ポケット、襟（えり）の角度に至るまでお客様のサイズや要望に応えています。就職するまでは、工業用ミシンを使ったことがありませんでしたが、いざ使ってみると、家庭用ミシンより大きく使いやすいと思いました。

なぜ二十歳の式実行委員になろうと思いましたか？

（大賀さん）
　中学校の時の担任の先生から電話がかかってきて、実行委員をやらないかと言われたことがきっかけです。人生に一度だけの式で、全員は経験できない実行委員を経験としてやってみようと思いました。
　同じ学校からもう1人実行委員が必要で、誰かいないかと言われたので、中高と同じで今も仲の良い佐藤さんを推薦しました。

（佐藤さん）
​　大賀さんから「二十歳の式実行委員になったよ」と事後報告されました。それほど仲良しです。

二十歳の式実行委員会はどんな活動ですか？

　二十歳を迎える人を祝う、「二十歳の式」で、一生の思い出に残る集いを自分たちでつくるため、実行委員を毎年5月ごろ募集しています。市内7つの中学校から2人、合計14人程度の委員が集まり、「はたちの集い」の企画・運営をしたり、ポスター作成、記念品選定、誓いのことば、一丁締めなどの役割を担います。
　今回の実行委員会は、8月から月に１回開催され、次のような内容を協議・準備し、二十歳を迎える人の代表として壇上に立ちます。

なぜ実行委員長になろうと思いましたか？

（大賀さん）
　二十歳の式は、人生に一度なので、自分の経験としてやってみようと思ったからです。

玉野のお気に入りは何ですか？

（２人）
　渋川海岸にある、「渋川カブーロ浜茶屋」です。ご飯もおいしく、雰囲気が良いので、高校生のころから通っています。高校のテスト帰りに2人で立ち寄っていたのも良い思い出です。

（大賀さん）
　私の姉がフリーのアート作家で、渋川カブーロ浜茶屋の店内の壁画全面をアートプロジェクトとして描いています。夏はお客さんが多いので冬から春の時期に描いています。完成は何年も先になりそうですが、段々と増えていくアートも楽しんでもらいたいです。

将来の夢や目標

（大賀さん）
　色々な経験をしたいです。海外旅行にも行ってみたいです。世界一周旅行もいいですね。
　仕事はバリバリこなして、お金を貯めて家を建てたいです。　

（佐藤さん）
　私は色々な知識を得たいです。知識はないよりあった方が役に立つと思うからです。父とニュースを見ながら、話をすることがあるので、政治にも興味があります。最近では外国の戦争に伴う日本への影響についてを話しました。
　海外旅行にも行ってみたいです。北欧のスウェーデンなどでは、税率が高いですが社会保障サービスが手厚いと聞くので、実際に体験してみたいです。

二十歳を迎える皆さんへメッセージ

　私たちは高校1年生の冬から新型コロナウイルス感染症が流行し、高校2年生の4月から6月ごろはほぼ学校が休みになってしまいました。修学旅行やイベントがなくなり、そういった思い出は少ないと思います。
　イベントなどの思い出がなくなったのは悲しいですが、みんな苦難を乗り越え、強くなったのではと思います。
　二十歳の式では、一緒に楽しんで思い出を残しましょう！